戸塚エリアガイドTOTSUKA AREA GUIDE

4路線が集まるターミナル「戸塚」駅を最寄りに、大規模商業施設も子育てスポットも充実の戸塚エリア

横浜市の拠点の一つに成長

「戸塚」駅前の街並み
「戸塚」駅前の街並み

横浜市の南西に広がる戸塚区は横浜市18区中で最大の面積を誇り、横浜市の副都心として発展した。とくに「戸塚」駅周辺に位置する戸塚エリアは、「横浜市戸塚区役所」など公共施設やショッピング施設、金融機関が集まる戸塚区の拠点だ。

江戸時代に東海道が整備されると「戸塚宿」が設けられ、戸塚エリアは交通の要衝として発達した。今も戸塚エリアには「戸塚宿 上方見付跡」など歴史の面影も残る。現在でも戸塚エリアは交通の拠点で、「横浜」駅まで約10分、「東京」駅方面へもダイレクトアクセスできるなど利便性に恵まれている。明治維新後は外国人向けに鎌倉ハムが製造されるなど、ハイカラな文化も漂う街であった。

大規模インフラ整備で便利で快適な街へ

再開発で生まれ変わった「戸塚」駅西口
再開発で生まれ変わった「戸塚」駅西口

戸塚エリアは1987(昭和62)年の横浜市営地下鉄ブルーライン開通を契機に横浜市のベッドタウンのひとつに成長した。「戸塚」駅周辺では四半世紀以上かけて再開発も進められ、1986(昭和61)年に東口側で「ラピス戸塚」、西口側でも2009(平成21)年に「サクラス戸塚」がオープンするなど、成熟した街並みへ姿を変えた。

さらに戸塚駅西口第1地区の再開発では2010(平成22)年に「トツカーナモール」、「戸塚パルソ」がオープン。2013(平成25)年に「横浜市戸塚区役所」や「戸塚区民文化センターさくらプラザ」が入る「戸塚区総合庁舎」も誕生している。

「戸塚」駅の北側でJR東海道線を横断していた国道1号の立体化も進められ、2014(平成26)年に歩行者用デッキが、2015(平成27)年にはアンダーパスが完成し、戸塚大踏切が廃止された。現在は戸塚西口第3地区の再開発が進められており、さらなる発展も期待されている。

4路線が乗り入れるターミナル

4路線が集まる「戸塚」駅
4路線が集まる「戸塚」駅

「戸塚」駅はJR東海道線、JR横須賀線、JR湘南新宿ライン、横浜市営地下鉄ブルーラインが集まるターミナル駅だ。「東京」駅、「品川」駅にはJR東海道線、JR横須賀線で、「渋谷」駅、「新宿」駅にはJR湘南新宿ラインでダイレクトアクセスできる。

横浜市営地下鉄ブルーラインは「関内」駅、「桜木町」駅など横浜都心のほか、東海道新幹線停車の「新横浜」駅への移動に便利だ。「戸塚」駅前にはバスターミナルがあり、バス路線も充実する。「成田空港」へのリムジンバス(現在運休中)が発着するほか、「戸塚」駅からは「成田空港」行きの特急成田エクスプレス号もあり、飛行機も使いやすい。

「戸塚」駅前にショッピング施設や公共施設が集結

人気の専門店も多い「トツカーナモール」
人気の専門店も多い「トツカーナモール」

戸塚エリアは多くのショッピング施設に恵まれていることも魅力だ。スーパーマーケットは「アピタ戸塚店」、「イオンスタイル戸塚」など大規模店舗が複数。「戸塚」駅周辺には「戸塚モディ」、「トツカーナモール」、「サクラス戸塚」などショッピングモールもそろう。

「戸塚」駅西口には「横浜市戸塚区役所」があり、行政手続きを身近で済ませられる。「横浜市戸塚図書館」、「横浜市戸塚公会堂」、「戸塚区民文化センターさくらプラザ」など文化施設も使いやすい。

充実の子育て・教育施設

広い校庭を持つ「横浜市立東戸塚小学校」
広い校庭を持つ「横浜市立東戸塚小学校」

戸塚エリア周辺には「とつかルーテル保育園」、「グローバルキッズ戸塚吉田町保育園」など保育施設が充実するほか、「戸塚ルーテル教会附属幼稚園」や「しらぎく幼稚園」も近く、子育てファミリーも暮らしやすい。通学区の「横浜市立東戸塚小学校」も身近だ。ここは広い校庭を持っており、のびのび学べるのもうれしい。

横浜市では子育て親子の交流、つどいの場の提供を行う「親と子のつどいの広場」に補助するなど、子育てサポートも充実している。小児医療費助成は中学生までが対象となり、2023(令和5)年8月から所得制限がなくなった。

戸塚エリア周辺では「サクラス戸塚」内に「戸塚親と子の休憩室はあとハウス」があるほか、南側には「戸塚区地域子育て支援拠点 とっとの芽 サテライト」などがあり、子育てサポートを利用しやすい。

豊かな緑と川の水景に囲まれて暮らす

遊具がそろう「吉田下打越公園」
遊具がそろう「吉田下打越公園」

戸塚エリアは自然も身近だ。柏尾川沿いには桜並木があり、水辺に降りられるテラスも設けられている。ウォーキングやジョギングを楽しめるプロムナードは、憩いの場として親しまれている。豊かな緑が心地よい「下永谷市民の森」も近い。

戸塚エリア付近では「舞岡八幡山しぜん公園」が整備中で、2022(令和4)年に一部開園している。全面開園は2026(令和8)年度末が予定されており、遊具広場や草地広場、見晴らしの丘のほか農業体験ができるスペースも誕生する。

他にも「吉田町大日谷公園」や「吉田町大谷公園」、「舞岡川遊水地公園」など子どもの遊び場に適した公園も豊富だ。例えば「吉田下打越公園」は緑豊かな環境にすべり台など遊具があり、子どもがのびのびと遊べる。

再開発で利便性が増し、子育てサポートが使いやすく、自然も豊かな戸塚エリア。ここではファミリーも快適な日々を満喫できるだろう。

4路線が集まるターミナル「戸塚」駅を最寄りに、大規模商業施設も子育てスポットも充実の戸塚エリア
所在地:神奈川県横浜市戸塚区 

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