神奈川県3番目の政令指定都市は、さらなる発展も期待

相模原市は神奈川県北東部に位置し、人口は横浜市、川崎市に次いで神奈川県内3番目に多い。2010（平成22）年に政令指定都市になり、中央区、南区、緑区が誕生した。中央区は「相模原市役所」がある行政の中心地にもなっている。

現在、相模原市内では複数の大規模プロジェクトが進む。「橋本」駅付近にはリニア中央新幹線の「（仮称）神奈川県」駅が設けられる予定で、駅の工事が最盛期を迎えている。さらに「橋本」駅南口を中心に土地区画整理事業なども計画されている。

「相模原」駅の北側でも「相模総合補給廠」の一部返還された土地で、ショッピング施設やホール、スタジアムなど跡地利用計画が検討中だ。現在は「唐木田」駅が終点となっている小田急多摩線が「相模原」駅を経由して、「上溝」駅まで8.8km延伸する構想もある。これらが完成すれば「相模原」駅周辺のさらなる発展が期待できるだろう。

JR横浜線の快速停車駅「相模原」駅

「相模原」駅はJR横浜線の快速も停車する主要駅だ。JR横浜線に乗れば「横浜」駅や「八王子」駅のほか、東海道新幹線接続の「新横浜」駅にもダイレクトアクセスできる。

「橋本」駅から京王相模原線乗り換えまたは「町田」駅から小田急小田原線乗り換えで「新宿」駅方面へのアクセスもよい。京王相模原線には都営地下鉄新宿線直通電車、小田急小田原線には東京メトロ千代田線直通電車もあり、「神保町」駅や「大手町」駅など東京都心にもアクセスしやすい。

「相模原市役所」や「中央区役所」も徒歩圏内の便利な街

「相模原」駅は「相模原市役所」の最寄り駅となっている。「相模原市役所」に隣接して「中央区役所」もあり、住民票の取得など行政手続きができる。「相模原市民会館」など文化施設も身近で、コンサートなどの公演を気軽に楽しめる。

「相模原」駅周辺には消化器科や内科などの「相模原ステーションクリニック」、小児科の「藤野こどもクリニック」などかかりつけに利用できるクリニックが多い。「相模原」駅北口には内科、小児科、産婦人科などを持つ「総合相模更生病院」があるのも安心だ。

相模原エリアの生活圏内には、大規模ショッピング施設が充実

「相模原」駅はショッピング施設「セレオ相模原」や「相模原IT’S」に直結しており、買い物の利便性も高い。「セレオ相模原」には「ライフ相模原駅ビル店」、「相模原IT’S」には「成城石井 相模原イッツ店」とスーパーマーケットも複数あり、日常の買い物に利用できる。

「相模原」駅の南にはスーパーマーケット「スーパー三和 相模原中央店」などが入る「gooday place 相模原」があるほか、少し足を延ばせば「ホームセンターコーナン相模原小山店」、「アリオ橋本」といった大規模ショッピング施設も充実。休日のショッピングも楽しめる。

ファミリーも安心の恵まれた子育て環境が広がる相模原エリア

相模原市では4か月と2歳6か月の子どもに絵本をプレゼントする「えほんdeはっぴぃ（ブックスタート事業）」、「セカンドブック事業」を実施するなど子育てファミリーのサポートにも力を入れている。

親子が気軽に集い、交流できる場「子育て広場」、家庭で子育てをしている保護者が作る地域の親子のグループ「コミュニティ保育」、移動式の子どもの遊び場「さがみんキッズパーク」など小さな子どもとその親の交流の場も充実する。「相模原」駅付近でも「富士見こどもセンター」のほか「ぽっかぽっかナーサリー相模原園」、「エポック保育園」、「エンゼル保育園」、「ゆめいろこども園」などで子育て広場が開かれており、小さな子どもがいるファミリーも安心だ。

相模原市中央区のシンボルマークでもある桜を満喫できる

中央区のシンボルマークに桜が描かれているように、中央区内には桜の名所が多い。「相模原」駅付近の「市役所さくら通り」や「西門大通り」も桜並木になっており、春には桜のトンネルが美しい。「相模原市民桜まつり」も開かれ、大勢の人で賑わう。

少し足を延ばせば、緑の中にグラウンドやプールがそろう「横山公園」など大規模公園があるほか、「橋本」駅方面に行けば、シネマコンプレックス「MOVIX橋本」もある。

相模原市の行政の中心地、中央区ならではの利便性と四季を感じられる豊かな自然を併せ持つ「相模原」駅周辺。ここはファミリーを中心に幅広い世代が快適に暮らせる街だ。

リニア中央新幹線の新駅開設／小田急多摩線の延伸構想、街の価値向上が期待される「相模原」駅周辺エリア
所在地：神奈川県相模原市中央区