大規模再開発で変革を続ける藤沢。JR「藤沢」駅北口から「藤沢本町」駅周辺エリアの住環境と子育て環境レポート

湘南の江ノ島や鵠沼海岸など海にも近く、駅周辺には大型商業施設が立ち並ぶ「藤沢」。豊かな自然に囲まれながらも都市機能も充実していて、利便性が良く住みやすい街。「藤沢」駅から「新宿」駅までは、湘南新宿ラインや小田急線で乗り換えなしで約50分と、都心へのアクセスの良さも魅力です。藤沢市は現在、都市基盤整備を中心とした事業を推進、「藤沢」駅周辺エリアの再活性化を目指し、再開発に着手しています。2017(平成29)年に藤沢市の新庁舎を建替えを皮切りに、2019(令和元)年には「藤沢」駅の北口駅前広場がペデストリアンデッキとして整備されるなど、再開発が進んでいます。

さらに駅南口の大規模工事も始まり、より住みやすい街へと変貌を遂げる藤沢に、今注目が集まっています。今回はそんな藤沢の中でも、JR「藤沢」駅北口から「藤沢本町」駅周辺エリアにスポットを当て、実際に付近を散策してみて、ショッピングや学校、行政や病院、子育てやグルメ情報などを調査してきました。

「藤沢」駅北口
「藤沢」駅北口

買い物に便利な大型商業施設が集中する北口

東海道本線の湘南新宿ライン、上野東京ラインが停車するJR「藤沢」駅。新宿へは小田急電鉄で通勤も楽々です。江ノ島電鉄は「藤沢」駅が起点となっていて、人気スポットの「鵠沼海岸」駅までは2駅とアクセス良好です。3社が乗り入れる便利な「藤沢」駅、まずは北口を見てみましょう。

北口には「ルミネ」、「さいか屋」などショッピングやグルメが集う大型所業施設があり、買い物に便利。「ビックカメラ」も目の前で、駅からペデストリアンデッキで直結しています。南口にもコンパクトなショッピングモールの「ODAKYU湘南GATE」や「湘南藤沢オーパ」なども北口と同じく、ペデストリアンデッキで駅とつながり、どちらの出口で出ても日常の買い物は駅前周辺でできます。

地域密着型のデパート

「さいか屋 藤沢店」
「さいか屋 藤沢店」

地上6階、地下1階の大型店

「ビックカメラ藤沢店」
「ビックカメラ藤沢店」


日用品、スーパーも駅前で

次にチェックしたのは、日用品やスーパーです。周辺を歩いてみると、多彩な店舗がたくさんありました。まずは「さいか屋」。ここは地下1階がフードのフロアになっていて、生鮮食品や惣菜の専門店とスーパー「成城石井」があります。「藤沢」駅北口通りには「サミットストア」も。広い店内は総菜、弁当コーナーが充実、イートインもあるので、買い物ついでに気軽にここでひと息つけそうです。

「藤沢」駅町田通りを進むと「ダイエー」があり、スーパーと100円ショップやファストフード店なども入居しています。さらに通りを進むと、「藤沢本町」駅の周辺に到着。自社で生鮮センターを持ち、鮮度の高い野菜や肉、魚を提供する地域密着型の「スーパーやまか」があります。車なら大型駐車場のある「トレアージュ白旗」もおすすめ。ここは三井ショッピングパークの中では比較的小さなモールですが、スーパーやドラッグストア、レストランやクリニックなど、日常で便利なお店がそろいます。

駅から5分

「ダイエー 藤沢店」
「ダイエー 藤沢店」

車で行くなら

「トレアージュ白旗」
「トレアージュ白旗」


行政施設や病院が集まり、暮らしやすい街

次に、さまざまな手続きに役立つ、行政施設をチェックしてみましよう。「藤沢」駅北口より大船方面へ徒歩5分ほど歩くと、「藤沢市役所」があります。また、国道467号沿いには、「藤沢市藤沢公民館・労働会館等複合施設 (Fプレイス)」も。ここは藤沢市民の生活と福祉を支援する11施設が入る複合施設で、さまざまな交流の場として利用されています。

続いて周辺の病院、クリニックはどうでしょうか。エリアでいちばん大きい病院は、藤沢市営の「藤沢市民病院」です。ここは内科系、外科系合わせて30の診療科を持つ総合病院で、中でも小児科に力を入れています。藤沢市の小児人口の75%以上が診察券を持つと言われている、地域に密着した病院です。また「藤沢本町」駅からすぐのところには、内科・皮膚科「山岸クリニック」、「藤沢」駅前には、内視鏡検査の「藤沢えがしらクリニック」など大小たくさんの医療機関があります。

さまざまな交流の場

「藤沢公民館・労働会館等複合施設(Fプレイス)」
「藤沢公民館・労働会館等複合施設(Fプレイス)」

市営の病院

「藤沢市民病院」
「藤沢市民病院」


子育て世代にやさしい、充実した藤沢の子育て施策と施設

藤沢市は子育てしやすい街と言われています。充実した子育て支援制度に加えて相談窓口、集いの広場などがたくさんあり、子育て世代に安心の環境が整っています。共働き家庭に便利な、子どもたちのための広場「放課後児童クラブ」は小学校区ごとにあり、2023(令和5)年時点で、77ヶ所で運営されています。「放課後児童クラブ」は、「藤沢小学校」の敷地内や、「藤沢公民館」・「労働会館等複合施設」内など、子どもたちが気軽に利用できる環境にあります。

また、藤沢市が運営する「子どもの家」は、小中学生や乳幼児親子を対象とした施設で、市内に18カ所あります。「本町子どもの家(元気王国)」には、滑り台や室内アスレチックなどの遊具をそろえ、保護者のいる乳幼児から小学生、中学生までが元気に利用しています。

地域ボランティアが常駐して、子どもの見守りを実施しているので安心です。また市内には30を超える幼稚園があります。

中には遊具がいっぱい

「本町子どもの家(元気王国)」
「本町子どもの家(元気王国)」

一時預かりもOK

「白旗保育園」
「白旗保育園」


公立の小中学校と私立の進学校があり通学もしやすい

さあ次に、通学指定校の公立の小中学校を見ていきましょう。まずは「藤沢市立藤沢小学校」を紹介。ここは1872(明治5)年に開校した公立小学校で、藤沢市内で最も古い小学校です。エリアの中学校は「藤沢市立第一中学校」。広い校庭を持ち、2009(平成21)年に新校舎が完成。校舎はまだとても綺麗で、整った環境の中で学校生活を送れます。

他にもエリアには、進学校として有名な「神奈川県立湘南高等学校」や、「湘南白百合学園中学・高等学校 冠木門」もあります。また、キリスト教カトリックを基盤としている「聖光学院中学校・高等学校」もこの周辺にあり通学もしやすく、学校選びの選択肢が広がります。

歴史ある小学校

「藤沢市立藤沢小学校」
「藤沢市立藤沢小学校」

広い校庭

「神奈川県立湘南高等学校」
「神奈川県立湘南高等学校」


グルメ店も多く、家族でも入りやすいチェーン店も!

JR「藤沢」駅北口から「藤沢本町」駅周辺エリアには、たくさんの飲食店が駅前から広がります。特色ある楽しい店も多く、きっとお気に入りのお店が見つかるはず。地元で人気なのは、国の登録有形文化財の蔵を利用した素敵なパン屋さんの「関次商店 パンの蔵 風土」です。他にも「SWELL BAKERY」、「ジャコモズ ア ベーカリーメキシカン」など、かわいい小さなベーカリーがあります。

本格的なメキシカンが味わえると評判なのは「エルカリーニョ」。ボリュームたっぷりで迫力の料理が楽しめます。

ファミリーで気兼ねなく利用したいチェーン店やファミレスもあります。「ロイヤルホスト」や「くら寿司」、「デニーズ」や「ガスト」など、気軽に利用できる店がそろいます。

歴史的建造物

「関次商店 パンの蔵 風土」
「関次商店 パンの蔵 風土」

ボリュームたっぷり

「エルカリーニョ」
「エルカリーニョ」


発見ポイント!

富士山も望める湘南の海「鵠沼海岸」
富士山も望める湘南の海「鵠沼海岸」

  • (1)駅前には大型商業施設があり、買い物に便利
  • (2)子育てしやすい環境が整っている
  • (3)湘南の海まですぐ

大規模再開発で変革を続ける藤沢。JR「藤沢」駅北口から「藤沢本町」駅周辺エリアの住環境と子育て環境レポート
所在地:神奈川県藤沢市