自然体験やバーベキューなどで多摩川を満喫。登戸エリアの暮らしをレポート!
小田急小田原線とJR南武線が乗り入れる「登戸」駅。そこから北へ少し進むと多摩川の自然が広がっており、公園やバーベキュー場、ミニ水族館、アウトドア施設など楽しいスポットがいっぱい。春にはお花見、夏には花火大会も開かれ、1年を通して暮らしを彩ってくれます。今回は川沿いを歩いてみて、登戸エリアでどんな楽しみ方ができるのかをレポートします!
多摩川の自然と共にスポーツや花火を楽しむ
「登戸」駅から小田急の高架沿いを北へ150mほど進むと、すぐそこが多摩川です。南北にのびる河川敷では、自然豊かな景色を眺めながら、ジョギングやサイクリングなどを楽しむ人の姿が見られます。
小田急橋梁の西側、多摩水道橋までの間に広がるのは「稲田多摩川公園」。河川敷沿いに広がる公園で、大人から子どもまでがのびのび体を動かせます。夏には「狛江・多摩川花火大会」の観覧場所にもなり、大会名物のハナビリュージョンが音楽に合わせて美しく打ち上がります。
のびのび体を動かせる
公園
多摩川に咲く大輪の華
河川敷にある多目的アウトドアスペース
2022(令和4)年には「稲田多摩川公園」の横に、多目的アウトドアスペース「TamariBaar(タマリバー)」が誕生。河川敷でバーベキューを楽しめるほか、ドームテントやビンテージトレーラなどの貸し出しも可能です。
冬季限定で、焚き火プランやこたつ・鍋レンタルプランも利用可能。フードメニューは、東京浅草の老舗割烹で12年修行後、レストランの総料理長をつとめるシェフが監修しているので、大満足間違いなしです。
バーベキューや焚き火が
楽しめます
クーラーも完備
河川敷の新たな利活用でニュースポットが誕生
小田急橋梁周辺エリアでは、河川敷の新たな利活用に向けた社会実験「カワノバ」が行われています。たとえば橋梁の下は、前述の「TamariBaar(タマリバー)」と協力してバーベキュー広場として活用。そのすぐ横にはコンクリート広場が設けられ、スケートボードやバスケットボールなどが楽しめるようになっています。
さらにマルシェやキャンドルナイトなどのイベントも開かれており、新たな賑わいを生み出しています。ちなみに2023(令和5)年には、こちらも「狛江・多摩川花火大会」の会場として使用されました。
河川敷の環境を
利活用しています
スケートボード場に
ミニ水族館や体験活動で多摩川の自然に触れる
「二ヶ領せせらぎ館」で、多摩川について学ぶこともできます。こちらは小田急橋梁から河川敷を東へ500mほど進んだところにある資料館で、多摩川にすむ魚のミニ水族館や、宿河原堰の模型、さらに床には多摩川の航空写真が埋め込まれています。1年を通して体験教室や子ども向けリトミックなど、様々なイベントも開かれているので、親子で参加してみるのもよさそうです。
資料館近くの河川敷では、「かわさき水の楽校」も開かれています。地域住民が行政と協力して運営しており、川に親しむ自然体験活動を実施。月1回のペースで、魚釣りや魚つかみ、鮎放流、野鳥・カニ・シジミの観察、探検などを通して、子どもが遊んで学べる場を提供しています。
間近で魚を観賞できます
活動の様子
地域住民に愛される川沿いのお花見スポット
資料館近くの河川敷は、春になると桜並木が綺麗。その景色を眺めながらのジョギングやサイクリングは、このエリアならではの楽しみとなっています。
「二ヶ領用水」沿いも、お花見スポットとして有名。資料館近くから約2kmに渡り「宿河原堤桜並木」が続き、毎年その景観は多くの人を魅了します。元々は江戸時代に造られた人工用水で、今は水辺の散策路として地域住民に親しまれています。
桜を眺めながら
ジョギングできます
散策しながら
桜を楽しめます
多摩川沿いのカフェや庭園でのんびり
多摩川をアクティブに楽しんだ後は、こんなスポットに訪れてみてはいかがでしょう。「RIVERSIDE POINT」は、駅からも徒歩3分ほどと近い複合施設で、ノルウェー発のカフェ「FUGLEN COFFE ROASTERA」をはじめ、「日本料理 柏屋」などが入居。屋上には「川風のガーデン」という庭園が設けられており、利用無料で多摩川の景色を一望できます。
その近くにあるカフェ「SHANTI」 も、多くの人でにぎわっています。陽が差し込む開放的な店内を、昼はカフェ、夜はバーとして利用でき、世界を旅した店主自慢のスパイスカレーが美味しいと評判です。
屋上庭園から
多摩川を一望できます
スパイスカレーが
美味しいと評判
川を渡ったところではSUPも楽しめる
多摩川水道橋を渡り、「BLUE多摩川アウトドアフィットネスクラブ」に訪れるももオススメです。地域の自然を活かしたスポーツを楽しめるクラブハウスで、約1時間半の初心者向けSUP体験ツアーでは多摩川を移動しながら冒険できます。施設内には、ボルダリングジムや室内ヨガスタジオ、カフェも併設されており、思い思いの時を過ごせます。
いかがだったでしょう。このように登戸エリアは、都心を身近に感じられる利便性がありながら、多摩川の自然を満喫できる素敵な環境が広がっていました!
ボルダリングジムや
カフェも併設
SUPも楽しめる
発見ポイント!
- (1)お花見、花火、焚き火など四季折々の楽しみ方ができる
- (2)子どもが自然と触れ合いながら成長できる
- (3)季節を感じながらジョギングやサイクリングが楽しめる
自然体験やバーベキューなどで多摩川を満喫。登戸エリアの暮らしをレポート!
所在地:神奈川県川崎市多摩区