豊かな自然を活かした、三浦市ならではの子育て環境をレポート

海と山が織りなす自然豊かな三浦半島。その中でも緩やかな砂浜が約1km続く三浦海岸エリアは、ビーチを有した人気のエリア。夏はもちろん、マリンスポーツを楽しめることから1年を通して多くの人が訪れます。京浜急行電鉄の「三浦海岸」駅から、「品川」駅までは73分と通勤圏内で、都内へのアクセスも良好です。駅から山も海も近く、どこに行くのも便利で、コンパクトな暮らしがかなう街です。

三浦大根やキャベツ、スイカなど、三浦ブランドの農産物も豊富。野菜の直売所も数多くあり、日々の買い物にも便利です。また、三浦市では「子育てが楽しくなるまち」をキャッチフレーズに、さまざまな取り組みをおこなっています。今回はそんな自然豊かな三浦海岸エリアを中心に、気になる三浦市の子育て環境をレポートします。

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まずは三浦市の子育て環境の特色をチェック

三浦半島の最南端に位置する三浦市。1年を通して穏やかな気候なのも魅力のひとつです。海と山、畑が広がる豊かな自然は、子どもたちをのびのびと育むのに最適な環境が整っています。三浦市は14年連続で待機児童ゼロを達成していて、保育園や子育て支援センターなども充実しています。

医療費は、高校3年生相当の年齢まで無料。これは、「三浦市小児医療費助成制度」というもので、保険診療の自己負担分の助成を市が行っています。これまでは中学生までを対象としていましたが、2023(令和5)年10月より対象年齢を拡大。子どもが小さい時は何かと医療機関に行くことも多いので、うれしい制度ですね。

自然の宝庫で
のびのび子育てできる

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安心な医療環境・制度

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魅力的な三浦の自然を活かした教育環境

地元でとれる三浦の食材は、学校給食にも登場します。三浦市では、鮮度の高い魚介類や農産物を使い、食育や地産地消を推進しています。例えば、メカジキを使った中華風まぐろあんかけや、名産の大根のサラダ、ロールキャベツなど、栄養面で十分に配慮された給食を提供しています。安心安全なおいしいメニューが、学校給食で食べられることに加え、子どもの頃から地元の食に触れられる機会は大人になったときに、ふと地元を思い返すよいきっかけにもなりますね。

「三浦の豊かな海を知る」をベースに、三浦市では海洋教育を実施しています。「郷土三浦を愛し、たくましく生きる子供たちを育む」をコンセプトに、2016(平成28)年に開設された「みうら学・海洋教育研究所」では、子どもたちにたくさんのプログラムを用意。専門家の協力を得ながら、稚魚の放流、真珠養殖体験などを実施、地元の海を知る独自の海洋教育を体験できます。

三浦ブランドの野菜「三浦大根」
三浦ブランドの野菜「三浦大根」

海洋教育の様子(引用:三浦市)
海洋教育の様子(引用:三浦市)

・海洋教育の様子(出典:三浦市


さまざまな交流や子育て支援サービスも整う

「三浦海岸」駅から徒歩5分にある「上宮田小羊保育園」には「子育て支援センター」を併設。2000(平成12)年にオープンし、育児相談や一時保育、子育てサークルなどの交流や支援など、きめ細かいサービスを提供しています。「三浦市役所」内にも、妊娠、出産、育児の切れ目のない支援を行うことを目的に、2018(平成30)年に「みうら子育て世代包括支援センター」が開設されており、市全体を上げて子育て支援を拡充しています。

子育て支援センター併設

「上宮田小羊保育園」
「上宮田小羊保育園」

市をあげた充実の子育て支援

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子育て支援コミュニティも充実

三浦市は子育てのコミュニティも充実。そのひとつが、三浦市の市民グループが作った、「三浦市家庭教育支援チーム はっぴー子育て応援団」です。育児を楽しく前向きにするためのアイディアが詰まった「前向き子育てプログラム」を柱に、たくさんのプログラム、講座を用意。優れた家庭教育支援チームとして、文部科学大臣の表彰を受けた注目のコミュニティです。

子育て世代の人たちが中心となって作った「育児サークル」もあります。三浦市育児サークル「BeBeくらぶ」は、未就学児童を対象に親子の交流、情報交換の場で、子育てをサポートしています。子育て情報の発信や親子イベントを企画する「おやこのあそびば こちょ」では、親子で遊べる楽しいイベントを開催。子育てをしている仲間が参加する「育児サークル」は、子育て世代の悩みや情報の交換ができる、心強いサークル活動です。

市内の「家庭教育支援チーム」の様子 (引用:三浦市)
市内の「家庭教育支援チーム」の様子 (引用:三浦市)

子育てママの交流の場「育児サークル」の様子 (引用:三浦市)
子育てママの交流の場「育児サークル」の様子 (引用:三浦市)

・市内の「家庭教育支援チーム」の様子(出典:三浦市

・子育てママの交流の場「育児サークル」の様子(出典:三浦市


「待機児童ゼロ」の保育園、幼稚園

14年間連続して「待機児童ゼロ」を継続達成中の三浦市ですが、三浦海岸エリアでは、「三浦幼稚園」、「津久井幼稚園」、「長岡子ども園」などの幼稚園があり、豊かな環境の中、子どもたちはのびのびと過ごしています。

上宮田小羊保育園」では敷地内に、高齢者デイサービスの「ケアセンター南下浦羊の家」と「三浦市子育て支援センター」が併設。地域の幅広い年代の方々と子どもたちとの交流を育んでいます。ほかにも、周辺に田畑が広がる緑豊かな環境にある「初声保育園」など、地域には特徴のある保育施設があります。

広い園庭が特徴

「三浦幼稚園」
「三浦幼稚園」

緑豊かな環境が身近に

「初声保育園」
「初声保育園」


三浦海岸エリアの市立小・中学校

次は三浦海岸エリアの小・中学校を見てみましょう。このエリアには、1974(昭和49)年に創立した「三浦市立上宮田小学校」があります。三浦海岸にほど近い環境で、広い校庭を有し、児童数約270名、15学級からなる公立の小学校です。校内には、放課後及び学校休業日を過ごせる「学童保育とびうおクラブ」を併設しています。

エリアの公立の中学校は、「三浦市立南下浦中学校」。1947(昭和22)年に創立、三浦海岸を望む高台に位置する抜群の環境にあります。校内に地層サンプル室があることも特長のひとつ。76年の歴史で自然豊かな環境で育った卒業生には、オリンピック選手や箱根駅伝出場選手などもいます。

学童保育も併設

「市立上宮田小学校」
「市立上宮田小学校」

三浦海岸を望む校舎

「市立南下浦中学校」
「市立南下浦中学校」


三浦ならではの遊び場、学び場もたくさん

最後に、遊びや学びのスポットを紹介しましょう。海も、食も、レジャーも豊かな体験ができる三浦海岸エリア。数多くの野菜が直売所で売られ、いつでも新鮮な採れたて野菜が手に入ります。駅近くも無人の野菜自動販売機があり、ガチャガチャを楽しむような感覚で購入できるところもあるんです。

少し足を延ばせば、三浦半島の大人気施設「長井海の手公園 ソレイユの丘」もあり、21.3ヘクタールもの広大な敷地の中で、グルメや農業体験、動物とのふれあいなどができます。

海、山、畑などの自然環境が駅近くにコンパクトにまとまり、日々を穏やかに過ごせる街、三浦海岸。自然豊かな環境は子育てにも最適で、多くのことを吸収できる場所です。一度ぜひ訪れて、環境の良さを実感してみてください。

無人の野菜自動販売

「三浦やさい直売所」
「三浦やさい直売所」

南仏風をイメージした
エントランス

「ソレイユの丘」
「ソレイユの丘」

 


発見ポイント!

豊かな自然環境が整った住環境
豊かな自然環境が整った住環境

  • (1)「三浦海岸」駅からすぐ近くに、海・山と豊かな自然環境が整う
  • (2)14年連続待機児童ゼロ!子育て施設が充実
  • (3)子育て支援が充実し、コミュニティも多彩にそろう

豊かな自然を活かした、三浦市ならではの子育て環境をレポート
所在地:神奈川県三浦市 

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