エリアコラム

快適な交通アクセス、充実の生活環境、豊かな自然、すべてがバランス良く共存する南藤沢エリア

湘南エリアの玄関口として人気の藤沢市

神奈川県の中央南部に位置し、横浜市や鎌倉市、茅ヶ崎市などに囲まれている藤沢市。南は相模湾に面し、温暖な気候や風光明媚な景観に恵まれ、湘南エリアの中心地として親しまれている。

藤沢市の位置
藤沢市の位置

中世には「遊行寺(ゆぎょうじ)」の門前町として、江戸時代には東海道五十三次の6番目の「藤沢宿」として栄えた、歴史ある街だ。明治以降は農業地帯を背後に控えた商業の中心地となり、さらに鉄道路線の開通とともに保養・観光・文化の地としても発展した。

藤沢市の現在の人口は約44万人で、県内では横浜市、川崎市、相模原市に次いで4番目に多い(2024(令和6)年1月1日現在)。近年は人口減に転じている自治体も多い中、藤沢市では人口増加が続いており、2030(令和12)年には45万人を超えると推計されている。中でもファミリー世帯の転入が多く、市では人口増加の理由について「自然環境、教育・子育て、交通アクセスなどさまざまな面でバランスが良く、暮らしやすいまち」として評価されているからではないか、としている。

市の中心地「藤沢」駅のすぐ南に位置する、南藤沢エリア

藤沢市は13の地区に分かれ、それぞれの地区ごとに地域コミュニティが形成され、地域特性を生かした個性あるまちづくりが進められている。13地区のうち人口が最も多く集まっているのが、「藤沢」駅の南に広がる「鵠沼地区」だ。

13地区に分けられる藤沢市の地域コミュニティー(出典:藤沢市)
13地区に分けられる藤沢市の地域コミュニティー(出典:藤沢市)

鵠沼地区はかつて鵠沼村と呼ばれる半農半漁の村だったが、明治以降は鉄道の開通を機に別荘地や住宅地として人気が高まったエリアである。地区内には「藤沢」駅のほか5駅が設置されており、中でも「藤沢」駅周辺は市役所をはじめ公共施設が充実。商業・業務・サービス等の都市機能が集積する中心市街地として発展を続けている。

南藤沢エリアは、鵠沼地区の中でも北部の、最も「藤沢」駅寄りに位置する。

どこへ行くにも快適な交通アクセス

「藤沢」駅はJR線、小田急線、江の島電鉄(江ノ電)が乗り入れるターミナル駅である。JRは、「東京」駅発着系統の東海道線のほか、上野東京ライン(「東京」駅経由で「上野」駅から宇都宮線・高崎線に直通)や、湘南新宿ライン(「新宿」駅経由で「大宮」駅から高崎線に直通)も利用可能。これにより、東京・品川・横浜・小田原・熱海など東海道線の各駅に加え、渋谷・池袋・上野といった東京都心の主要駅、さらには北関東方面へも乗り換えなしで移動することができる。特別快速を含む特急券不要の全列車が停車するほか、通勤特急「湘南」の停車駅にもなっている。

JR「藤沢」駅
JR「藤沢」駅

小田急線(江ノ島線)は、「相模大野」駅から先は小田急小田原線に直通運転しており、町田や新宿方面へ行く際に便利だ。一部の特急ロマンスカーを除いて全列車が停車し、しかもほとんどが「藤沢」駅が始発なのもうれしい。

江ノ電は「藤沢」駅から「鎌倉」駅まで約10kmを結ぶ、魅力あふれる路線。車内から見える彩り豊かな景色とともに、江の島・鎌倉のプチ旅行が楽しめる。

「藤沢」駅に停車する江ノ電
「藤沢」駅に停車する江ノ電

また、「藤沢」駅からは神奈川中央交通や江ノ電バスなどの各社バス路線も充実している。市内や周辺エリアへの移動に便利なほか、羽田空港や大阪難波へ向かうバスも発着している。

南藤沢エリアの生活環境

「藤沢」駅周辺エリアは、買い物にとても便利な街だ。「湘南藤沢オーパ」、「ルミネ藤沢」、「ODAKYU 湘南 GATE」といった大規模ショッピング施設が駅前に林立しており、食料品や日用品からファッション、生活雑貨、家電製品まで、必要なものはたいてい手に入る。

「湘南藤沢オーパ」
「湘南藤沢オーパ」

駅前から少し離れたところにも「オーケー藤沢店」、「業務スーパー藤沢店」、「イトーヨーカドー藤沢店」など数多くのスーパーマーケットが住宅街の中に点在しており、地域住民の快適な日常生活を支えている。さらに、西の辻堂方面へ向かえば「湘南モールフィル」や「テラスモール湘南」といったショッピングモールもあり、買い物の楽しみが尽きないだろう。

また、「藤沢ガーデンクリニック」や「山内病院」などかかりつけ医として気軽に相談ができる病院・クリニックや170床を有する「クローバーホスピタル」など、医療施設も充実しており、家族が健康に暮らしていく上で安心な医療環境も整っている。

緑あふれる公園が充実、マリンレジャーも身近に楽しめる

自然が身近でレジャースポットが充実していることも南藤沢エリアの特徴である。

南藤沢の住宅街の中にある「東奥田公園」は遊具や砂場、広場のある公園で、近隣の子どもたちの遊び場として人気だ。その南に位置する「奥田三角公園」は、その名の通り「三角」のものにあふれたユニークな公園。どちらの公園も緑が多く、桜の穴場スポットとしても知られている。さらに南へ下れば、円形の芝生エリアや遊具エリアがある「奥田公園」や、ハイキングや野鳥観察も楽しめる広大な「新林公園」など、自然の恵みを体いっぱいに感じられるレジャースポットが充実している。

「東奥田公園」
「東奥田公園」

海へのアクセスも良く、「藤沢」駅から小田急江ノ島線で「片瀬江ノ島」駅まで約6分、自転車でも約20分という近さだ。サーフィンなどマリンスポーツに興じるもよし、潮風を肌で感じながら海辺でゆったり過ごすもよし、海沿いサイクリングもよし、江の島観光を極めるもよし。思い立ったらいつでも海辺暮らしが堪能できるのも、南藤沢の強みと言える。

「片瀬東浜海水浴場」
「片瀬東浜海水浴場」

快適な交通アクセス、充実の生活環境、豊かな自然、すべてがバランス良く共存する南藤沢エリア
所在地:神奈川県藤沢市