カフェ、サロン、ショップ、イベントと展開する中で新川崎エリアの人と街をつなぐ「新川崎タウンカフェ」

「新川崎タウンカフェ」は、2016(平成28)年11月にオープン。JR「新川崎」駅とJR「鹿島田」駅との間にあるコミュニティカフェだ。カフェとしての役割を提供するだけでなく、人と街を巻き込みながら新しい展開をつくるため試行錯誤を重ねている。そんな同店を訪ね、マネージャーの岩川さんにその概要や“街”への想いを伺った。

新川崎タウンカフェとは

「新川崎タウンカフェ」マネージャーの岩川さん
「新川崎タウンカフェ」マネージャーの岩川さん

――さっそくですが、「新川崎タウンカフェ」の概要について聞かせてください。

岩川さん:「新川崎タウンカフェ」は、2016(平成28)年11月にオープンしたコミュニティカフェです。運営にあたり、強く意識しているのは“まちとひとがつながる”ことへの貢献です。当店は、地域の方にとっての居場所であり、人と人との交流を促進するコミュニティカフェですが、同時に街のサロンとしての役割も担っています。また店内にはハンドメイド作家さんのバッグ、アクセサリー類を販売する「小箱ショップ」を設置し、契約した70~80名の作品を展示・販売しています。

それ以外では、レンタルスペースとしての提供や、2~3ヶ月に1度のペースでイベントも開催しています。音楽イベントが特に人気ですが、社会問題を扱った講演会や、誰でも参加できる忘年会の開催などジャンルは多岐にわたります。

広々ゆったりとした店内
広々ゆったりとした店内

――店内はゆったりとしているので、利用される方には居心地のいい空間ですね。

岩川さん:ありがとうございます。席と席との間には十分なスペースを設けているので、ベビーカーをたたむことなく店内をそのまま移動できます。

地元や周辺エリアから仕入れたメニューが充実
地元や周辺エリアから仕入れたメニューが充実

――では、提供しているメニューについて聞かせてください。

岩川さん:特徴を言うと、国産紅茶やオーガニックのメニューが充実していることですね。スイーツについても安心・安全な商品の提供だけでなく、地元や周辺エリアで仕入れることにもこだわりました。パンは地元で人気のベーカリーから。数は少ないものの、アルコール類も近くの酒屋から仕入れています。また、平日のランチタイムで提供しているセットメニューでは、ボランティアのスタッフがスープをつくってくれていることも特徴です。より多くの方と関わっていくプロセスを大切にしています。

珈琲のみならず「小箱ショップ」を目当てに来る方も
珈琲のみならず「小箱ショップ」を目当てに来る方も

――店舗にいらっしゃる方についても聞かせてください。どのような方の利用が多いですか?

岩川さん:平日は主婦の方がメインですが、週末になると父親と子どもという組み合わせが増えてきます。日曜日が定休なので、その前日の土曜日が忙しくなることが多いですね。
珈琲を楽しむことはもちろんですが、「小箱ショップ」が目的という方でも大歓迎。70~80ものお店が連なる小さな商店街は見るだけでも楽しいものです。同じものがひとつとして存在しない手づくりならではの味わいをぜひ、堪能していただきたいですね。それぞれが楽しく、ここでゆっくりと過ごしていただけるようにスタッフ一同、努めています。

変わっていくものと、変わることのないもの

”街に溶け込む“ことを大切にしている
”街に溶け込む“ことを大切にしている

――この街で暮らしている方について、どのような印象を持たれていますか?

岩川さん:フレンドリーで親しみやすい方が多いので、新しく移り住まれる方もすんなりと溶け込めるのではないかなと思います。市内では武蔵小杉が注目されがちですが、新川崎の魅力をさらに発信したり、そもそもどのように街の魅力を高めていくか、ということを真剣に考えている方が大勢いらっしゃいます。つい先日も、街のキーパーソンが集まり、どのような街を目指していくかを話す会議があったばかりです。

昨年(2019年)7月にはJR「鹿島田」駅前の広場でビアガーデンが開催されました。川崎市の土地を利用するので行政にも協力していただき、最終的には想定以上の約9,400人もの方が来場され大盛況でした。こうしたイベントが企画倒れにならないのも、街に対して熱い思いを持っている方がいるからにほかなりません。

「子育てしている方にも住みやすい街」
「子育てしている方にも住みやすい街」

――新川崎エリアの魅力、また好きなところについて聞かせてください。

岩川さん:たくさんありますが、まず浮かぶのはやはりアクセスの良さですね。川崎も横浜も近く、東京にも出やすいので、自動車の必要性を感じることはほとんどないと思います。日常の買い物にも不自由はなく、個人経営で頑張っているお店もたくさんあって、クラフトビールを製造・販売している醸造所もあります。

また、子育てをしている方にとっても住みやすい街だと思います。保育園も幼稚園も充実していますし、子どもを連れていけるカフェやスポーツジムもあります。これは市全体に言えることですが、公園が多いこともぜひ知っていただきたいですね。多摩川の河川敷では色々なスポーツが楽しめますし、入場料の要らない「夢見ヶ崎動物公園」も生活圏です。

「何気ない日常のシーンに当店が溶け込めたら」
「何気ない日常のシーンに当店が溶け込めたら」

――街の変化についての印象と、今後の「新川崎タウンカフェ」の展望を教えてください。

岩川さん:この街と関わるようになってから約4年が経ちました。街づくり・街の活性化に微力ながらも関わらせていただいてきた中で、駅前の賑やさが増すだけでなく、魅力的なお店も増えました。変化したことがある一方で、変化していないことも当然あるわけですが、その筆頭は、街に対する熱い思いを持っている方が多いということです。

展望については、街で展開される何気ない日常のシーンに当店が溶け込めたらなと思っています。いつでも気軽に訪ねていける場所でありながら、ここで人と人とが繋がったり、相談しに行こうと思ってもらえたりする場所にしていけたらなと思います。

「新川崎タウンカフェ」岩川さん
「新川崎タウンカフェ」岩川さん

新川崎タウンカフェ

所在地:川崎市幸区鹿島田1-1-5 パークタワー新川崎102
電話番号:044-555-0233
URL:https://town-cafe.jp/kawasaki/
※この情報は2020(令和2)年2月時点のものです。