交通アクセスと買い物環境に恵まれ、活気あふれる横浜市磯子区新杉田エリア

充実した住環境が魅力の新杉田エリア

「青杉田川ふれあい散歩道」
「青杉田川ふれあい散歩道」

横浜市の東南に位置し、根岸湾に面した磯子区。その大部分は宅地化され、水と緑に恵まれた閑静な住宅地が広がっている。中でも暮らしやすい街として注目したいのが、JR「新杉田」駅の周辺に広がる新杉田エリアだ。高い交通利便性と充実した買い物環境を併せ持ち、住環境が充実している。JR京浜東北・根岸線「新杉田」駅と京急本線「杉田」駅を結ぶように延びる「ぷらむろーど杉田商店街」は多くの人でにぎわい、街に活気を与えている。

2駅3路線を利用できるアクセスの良さで仕事もレジャーも快適

青空に映える横浜シーサイドライン
青空に映える横浜シーサイドライン

なんといっても、新杉田エリアは抜群に交通の便が良い。2駅3路線を利用でき、都市部への通勤・通学はもちろん、レジャースポットにも行きやすい。1駅目は「新杉田」駅。JR京浜東北・根岸線に乗れば「横浜」駅まで乗り換えなしで19分、「品川」駅にも39分でアクセス可能。通勤や出張時の移動がスムーズだろう。「神奈川県庁舎」や「横浜市役所」に加えて「横浜中華街」「馬車道」「山下公園」といった人気スポットが近く、「横浜スタジアム」の最寄り駅でもある「関内」駅も約13分で着く。横浜シーサイドラインを使えば、「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」が目の前に広がる「鳥浜」駅、海洋レジャー施設「横浜・八景島シーパラダイス」の最寄り駅である「八景島」駅にも乗り換え不要でアクセスできる。さらに言えば、この路線を走る車両はゴムタイヤを装着していて乗り心地も良いと評判だ。もう1駅は京急「杉田」駅。国際線が発着する「羽田空港第3ターミナル」駅、主に国内線が発着する「羽田空港第1・2ターミナル」駅をはじめ、「川崎大師」駅、逗子・葉山方面や三浦海岸方面へも気軽に行ける。

江戸時代は歌川広重も描いた梅の名所だった

「杉田梅林」の中心としてにぎわった「妙法寺」
「杉田梅林」の中心としてにぎわった「妙法寺」

杉田はかつての梅の名所でもある。はじまりは400年以上さかのぼる。海と山に挟まれた杉田の地に低地はわずかしかなく、地質的に農地に不向きだった。そこで、天正年間(1573~1592年)に杉田村の領主だった間宮信繁は梅の栽培を奨励。江戸中期から大正期にかけて梅の名所としてにぎわった。元禄年間(1688~1704年)には36,000本余りがあったといわれ、歌川広重も浮世絵に観梅の様子を描いている。当時「杉田梅林」の中心としてにぎわったのが、「新杉田」駅から徒歩10分の「妙法寺」だ。境内に店が出て、文人墨客と見物人が多く訪れたという。

「杉田梅林」の復興を願う「杉田梅まつり」を開催

「東都花暦 杉田ノ梅」 国立国会図書館蔵
「東都花暦 杉田ノ梅」 国立国会図書館蔵

その後、塩害や宅地化により梅の木は激減。今はわずかに名残をとどめる程度だが、「妙法寺」は「杉田梅林」の生みの親である間宮信繁(徳川家の奉公職)の菩提寺であり、地元の人たちが長年植樹を続けてきたおかげで、現在も梅の名所となっている。境内では、明治時代に英照・昭憲両皇后も鑑賞されたしだれ梅「照水梅(しょうすいばい)」をはじめ、山門前に鎮座する樹齢600年と推定される古木など、さまざまな梅を見ることができる。2023(令和5)年春には「杉田梅林」の復興を願う「第2回杉田梅まつり」が行われた。なお、昔この地に多く植えられた通称「杉田梅」は品種改良されていない貴重な在来種で、この実を使った梅干しが2019年に「磯子の逸品」に選ばれ、2020(令和2)年には横浜市がふるさと納税返礼品として採用している。

商業施設と飲食店が充実!ショッピングとグルメを満喫できる

新杉田駅と歩道橋でつながる「らびすた新杉田」
新杉田駅と歩道橋でつながる「らびすた新杉田」

交通利便性と同じくらい優れているのが買い物環境だ。品ぞろえの良い「成城石井」、鮮度抜群と評判の鮮魚店「鈴木水産」などが入る駅前商業施設「ビーンズ新杉田」をはじめ、「新杉田」駅と屋根付きの歩道橋でつながり、スーパーやドラッグストア、書店などが入る「らびすた新杉田」、「東急ストア」を核テナントとする「杉田」駅直結のショッピングモール「プララ杉田」など、駅周辺には普段使いに便利な商業施設が充実。仕事帰りにも立ち寄りやすい。さらに、2駅の間には「ぷらむろーど杉田商店街」があり、80以上の店が約500mにわたって軒を連ねている。元蕎麦職人が営むイタリア料理店「HANZO KITCHEN」、隠れ家的なビストロ「杉田料理 1+11」、ワインと日本酒の店「ひとつぶ」など、ランチやディナー、お酒まで楽しめる飲食店がそろう。また、メンチカツやコロッケなどの惣菜も人気の精肉店「肉の石川」、明治時代から続く和菓子とパンの店「カネキヤ」など、テイクアウトの店も多い。朝7時から深夜0時まで営業しているミニスーパー「まいばすけっと 杉田1丁目店」もあり、多彩な生活スタイルに対応する環境が整っている。

近隣エリアにレジャースポットが多く、休日も気軽に楽しめる

「八景島」にも遊びに行きやすい
「八景島」にも遊びに行きやすい

気軽に行ける距離に人気のレジャースポットが多いのも特長だ。横浜シーサイドライン「新杉田」駅から1駅の「南部市場」駅前には、2019年にオープンした商業施設「ブランチ横浜南部市場」があり、食事や買い物、バーベキューなどを楽しめる。キッチン付きのレンタルスペースもあり、料理教室やワークショップなどのイベントも開かれている。1つ先の「鳥浜」駅で降りれば、アメリカ東海岸にある港町ナンタケットをイメージして作られた「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」で存分にショッピングができる。目の前に「横浜・八景島シーパラダイス」が広がる「八景島」駅も、「新杉田」駅から20分ほど。休日も遠出せずに遊ぶことができるので、身体を休めつつリフレッシュできるだろう。

交通アクセスと買い物環境に恵まれ、活気あふれる横浜市磯子区新杉田エリア
所在地:神奈川県横浜市磯子区 

あわせて読みたい。関連ページ