こだわり素材を使い溶岩窯で焼き上げる

パン工房 andante

パン工房 andante
パン工房 andante

「Lロードさくらもと」に店舗を構える「パン工房 andante」は、「社会福祉法人青丘社ほっとライン」が経営するベーカリーである。オレンジのテントが目印。店内に入ると美味しそうな焼きたてパンが綺麗に並べられている。

「パン工房 andante」外観
「パン工房 andante」外観

養護学校高等部や高等学校を卒業後、働く機会や場所を探している方々に活躍できる場を提供したいという思いから、2012(平成24)年6月にオープンした。店名の「andante」は音楽用語で「ゆっくり歩く速さで」という意味。イースト菌の力でゆっくりとふくらむパンのように、社会も多くの人を包み込んでふんわりと柔らかく広がっていって欲しいという思いが込められている。

「パン工房 andante」内観
「パン工房 andante」内観

トランス脂肪酸を含まないショートニング、北海道産の生乳、沖縄県産の塩、生イースト、カリフォルニア産のクルミ・レーズンと原料一つひとつにこだわっている。パンを焼き上げるのは、遠赤外線でじっくり加熱し、ふっくらと焼き上げる溶岩窯。ひとつひとつ丁寧に、こだわった仕事が美味しいパンを作り上げているのだ。

いろいろなパンが並ぶ
いろいろなパンが並ぶ

販売しているパンは「チョコレート」「イチゴジャム」「つぶあん」「クリームパン」といった菓子パンから「カレーパン」「チーズ」「チョリソー」「ハムチーズ」といった惣菜パンまで幅広いラインナップがそろう。もちろん毎朝の食卓に欠かせない「食パン」も用意されている。予約注文も可能なのも嬉しいポイント、一定金額以上の購入であれば、配達もしてくれるという。

外国の食材も扱っている
外国の食材も扱っている

同店には外国の食材を販売するという、もう一つの顔がある。地域で暮らす外国人市民のために、日本のスーパーマーケットでは取り扱っていない食品を仕入れているのだ。障がいのあるメンバーや外国人スタッフ、外国人ボランティアの力を借りながら、多様な人々が活躍できる場を作り続けている。

一般のスーパーでは手に入らないものばかり
一般のスーパーでは手に入らないものばかり

地域で暮らす人々の生活に寄り添うベーカリー。このエリアに暮らす際には積極的に利用したい。

毎日食べても飽きない優しい味わい
毎日食べても飽きない優しい味わい

パン工房 andante
所在地:神奈川県川崎市川崎区桜本2-3-19 
電話番号:044-223-8608
営業日時:10:00~17:30 ※土曜日は17:00まで
定休日:日曜日、祝日
http://www.seikyu-sha.com/manna/andante…

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