「林間田園都市」の成熟した街並みと、交通・買い物・子育ての高い利便性がそろう中央林間・南林間エリア

昭和初期に開発された伝統の住宅地「林間田園都市」

大和市は神奈川県のほぼ中央に位置し、小田急江ノ島線の「中央林間」駅から「高座渋谷」駅間の線路沿いに南北に広がるため、電車を使いやすいという特徴がある。そんな中にある中央林間・南林間エリアは大和市でも東京都心に近く、交通アクセスの利便性が高い。

中央林間・南林間エリアは大正時代までは雑木林が広がっていたという。1929（昭和4）年の小田急江ノ島線開通で交通アクセスが整備されたことから、大規模な宅地開発が行われた。林間都市計画と名付けられたこの開発の一環で「中央林間都市（現・中央林間）」駅、「南林間都市（現・南林間）」駅、「東林間都市（現・東林間）」駅も開設されている。現在も中央林間・南林間エリアには当時開発された放射状の道路や美しい街並みが残り、暮らしやすい住宅地として注目され続けている。

小田急江ノ島線と東急田園都市線の2路線利用可能

徒歩圏内で「中央林間」駅、「南林間」駅の2駅を利用できる中央林間・南林間エリアは交通アクセスが大きな魅力だ。これら各駅からは小田急江ノ島線の「相模大野」駅や「町田」駅行きの電車のほか、「新宿」駅まで直通する急行も利用でき、「町田」駅や「下北沢」駅、「新宿」駅などにダイレクトアクセスできる。「中央林間」駅には快速急行も停車し、「新宿」駅まで33分、乗り換え不要で到着する。

小田急江ノ島線の下り列車に乗れば「大和」駅で相鉄本線に、「湘南台」駅では相鉄いずみ野線と横浜市営地下鉄ブルーラインに乗り換え可能で、「横浜」駅や「新横浜」駅にもスムーズにアクセス可能。「藤沢」駅で「片瀬江ノ島」行きの電車や江ノ島電鉄に乗り換えれば、江ノ島や鎌倉などレジャースポットへのアクセスもよい。

「中央林間」駅からは東急田園都市線も利用可能だ。東急田園都市線は東京メトロ半蔵門線に直通するため、「二子玉川」駅や「渋谷」駅のほか「表参道」駅、「大手町」駅方面にもダイレクトアクセスできる。「中央林間」駅から「渋谷」駅への所要時間は34分、「大手町」駅には49分となる。東急田園都市線は「中央林間」駅が始発駅のため、座って移動できるのもうれしい。

大和市内には「のろっと」や「やまとんGO」というコミュニティバスが運行されている。「やまとんGO」は「中央林間病院」、「愛育病院」、「大和成和病院」といった病院や「南林間中央公園」、「地域家族しんちゃんハウス」など子育てファミリーに便利なスポットを経由。体調が悪い時や小さな子どもを連れての移動も便利だ。「のろっと」は大規模ショッピングモール「大和オークシティ」も経由しており、買い物にも利用できる。

中央林間・南林間エリア周辺には国道246号や国道16号といった幹線道路が多く、自動車も使いやすい。東名高速道路「横浜町田」ICへもアクセスしやすく、遠距離のドライブも気軽に楽しめる。

近隣に大規模ショッピングモールが複数

中央林間・南林間エリア周辺には大規模ショッピング施設が多く、買い物環境にも恵まれている。北東に向かえばスーパーマーケット「エイビイりんかんモール店」やドラッグストア「クリエイトＳ・Ｄ りんかんモール店」、ホームセンター「カインズりんかんモール店」などが集まるショッピングモール「りんかんモール」がある。「りんかんモール」に隣接してホームセンター「コーナン中央林間店」と家電量販店「ケーズデンキ 中央林間店」も並び、多彩な買い物をまとめて済ませられるだろう。

南に向かえば、「イトーヨーカドー大和鶴間店」と「イオンモール大和」が入るショッピングモール「大和オークシティ」もある。さらに「中央林間」駅周辺には「エトモ中央林間」と「中央林間東急スクエア」もあり、休日のショッピングの楽しみも豊富だ。

大和市内各所に複合公共施設が誕生

大和市では複合公共施設の整備を進め、多彩な公共サービスをワンストップで利用できるようになった。2016（平成28）年には芸術文化ホール、図書館、生涯学習センター、屋内こども広場などを持つ「大和市文化創造拠点 シリウス」が誕生。2018（平成30）年には市民活動ブース「部室」や市民交流スペースなどがある「大和市市民活動拠点 ベテルギウス」、会議室や屋内スポーツ施設のほか乳幼児とその保護者が利用できる「親子交流サロン」、「親子交流テラス」や「プレイルーム」を併せ持つ「大和市市民交流拠点 ポラリス」もオープンしている。

「中央林間」駅近くの「中央林間東急スクエア」も2018（平成30）年のリニューアル時に行政窓口や図書館、子育て支援施設が入り、より便利になった。

きめ細やかな子育て支援で快適に子育てできる街

大和市では「子育て王国 大和市」を掲げ、子育て支援にも力を入れている。大和市内の複合公共施設には子育てファミリーに便利な施設も併設されているほか、大型遊具が充実した「大和ゆとりの森」、ピクニック広場や温水プールのある「引地台公園」など公園・緑地も整備された。

2017（平成29）年に大和市では全国初となる「大和市子どもの外遊びに関する基本条例」を制定した。大和市内66か所に防球ネットなどを整備してボール遊びができるようにした公園を整備し、デイキャンプができる「泉の森ふれあいキャンプ場」を開設したほか、「親子ナイトウォークラリー」、「わくわく冒険隊」、「ユースクラブ」など外遊びを楽しめるイベントなどの取り組みも行っている。

また、大和市では保育環境の向上を進めてきた。送迎ステーション事業は幼稚園から送迎ステーションへ子どもを送り、保護者が迎えに来るまでの間保育をしてくれるものだ。子どもの預け先や手続き方法などの相談は保育サービス専門の相談員、保育コンシェルジュが対応している。こうしたきめ細やかな取り組みもあり、保育所等待機児童数は8年連続ゼロを達成した。

中央林間・南林間エリア付近でも2021（令和3）年には「あーす保育園南林間」や「中央林間もりのこ保育園」、2023（令和5）年には「中央林間」駅近くに「あーす保育園中央林間」が開園するなど保育施設の充実が進む。

東京都心へのアクセスがよく、大規模ショッピング施設に近く、子育て環境にも恵まれた中央林間・南林間エリアでは、子育てファミリーも快適な暮らしを満喫できるだろう。

「林間田園都市」の成熟した街並みと、交通・買い物・子育ての高い利便性がそろう中央林間・南林間エリア
所在地：神奈川県大和市