毎日食べたい自家製パン

Poco a Poco（ポコ・ア・ポコ）

「川崎」駅西口から徒歩8分、ハッピーロードの中にある、緑色のオーニングが目印のパン屋さん。店名の由来は、イタリア語で、音楽の速度や緩急を指示する言葉の「poco a poco」から。「少しずつ」の意味を持つこの言葉のように、ゆっくりと成長していきたいという思いが込められている。

オーナーは、千葉県内の有名パン屋で修行の後、満を持して2006（平成18）年にこの地にオープン。すると手頃な価格で、美味しい焼き立てパンが味わえるとたちまち人気となった。店内に入ると焼き立てパンの良い香りが漂う。ジャズが流れるオシャレな店内の装飾は、すべてオーナーのDIY。「お店に入って、暖かみを感じてくれたら」と語り、木の温もり優しい雰囲気で、ホッと落ち着く。

ポコ・ア・ポコのパンは、そのまま食べて美味しいお惣菜パン、サンドイッチなどの食事パンが中心で、約50種類が並ぶ。午前10時の開店に間に合うよう、毎日午前5時から仕込みを開始、焼き立てのパンを提供している。食事パンとともに人気が高いのは食パンだ。中でも人気は、「ポコアポコ食パン」。全ての材料をミキシングする「ストレート法」で作られた食パンは、生クリームの風味も豊かで、しっとりとやわらか。