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東芝未来科学館

東芝未来科学館エントランス
東芝未来科学館エントランス

川崎駅前ラゾーナ地区に佇み、遠くからみてもすぐわかるTOSHIBAのビルの2階に位置。1961年に前身となる「東芝科学館」から、2014年にリニューアルして東芝未来科学館へ。東芝科学館からの来場者数の累計は1,000万人を超えるという、地元のみならず遠方からも訪れる、大人気の科学館だ。

ここは、東芝の最先端の技術や事業を通して社会への取り組みの展示と、いろいろな身近な科学をわかりやすく解説する体験型の科学館。館内は、フューチャー、サイエンス、ヒストリーと3つのゾーンに分けられ、さまざまな展示と体験ができ、楽しく科学が学べる。学べる科学の体験レポートをどうぞ。

質問があれば聞いてみよう。詳しく解説してくれる
質問があれば聞いてみよう。詳しく解説してくれる

入り口を入ってすぐの「フューチャーゾーン」へ。ここでは普段何気なく利用しているインフラや、生活に密着したシステムを体験しながら学べる場所。実際に体験してみると、今の生活がいかに快適なのかがよくわかる。まずは、手動で電気を起す発電システムを体験。30秒間磁石とコイルを回転させて発電の仕組みを体験するというものだが、これがやってみると実に大変!2人で対決もできるので、親子で体験してみるのもオススメ。

自動改札を体験
自動改札を体験

次は日頃おなじみの自動改札機へ。透明のケースで内部構造を見ることができるので、中の様子がわかって楽しい。

お次はゲーム感覚でビルのコンピューター制御を体験できるビルタッチへ。通常は、人の混雑をカメラで判別、利用客に応じてエレベーターの停止階数を自動システムで行っているが、これを人の判断でやってみるゲーム。これがまた難しく、瞬時にたくさんの判断をしないと利用客が怒って帰ってしまうのだ。

10億分の1メートルを走れるナノライダー
10億分の1メートルを走れるナノライダー

フューチャーゾーンにあるナノライダーも人気。10億分の1メートルのナノの世界を走れるナノライダーは、専用の車に乗り込んで、小さなナノを駆け抜ける。気分はまるでアミューズメントパークに来たよう。他にもサイエンスゾーンでは、静電気体験のコーナーなどがある。

昭和の三種の神器も揃う
昭和の三種の神器も揃う

最後はヒストリーゾーンへ。ここは「創業者の部屋」と「1号機ものがたり」という展示で、日本初、世界初の電化製品を展示している。初めての洗濯機は大きく、アテンダントに伝えれば動かしてくれる。ガタガタと大きな音を立てて回る洗濯機に驚く。子どもはゲーム感覚で遊びながら学べて、大人は昔懐かしい昭和の電化製品が見られてと、どの世代にも楽しい科学館だ。

東芝未来科学館
所在地:神奈川県川崎市幸区堀川町72-34 スマートコミュニティセンター(ラゾーナ川崎東芝ビル)2F
電話番号:044-549-2200
開館時間:9:30~17:00 ※事前予約制
休館日:日・月曜日、祝日、特定休館日
https://toshiba-mirai-kagakukan.jp

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