先輩住民にインタビュー

アクセスの良さと暮らしやすさが魅力。地域活動も盛んな新川崎での暮らし

JR横須賀線「新川崎」駅周辺の新川崎エリアは、アクセスに便利な街として近年ファミリー層を中心に人気が高まっている。新川崎エリアに長くお住まいで、「NPO法人はたらくらす」代表理事としても地域活動を行っている石渡裕美さんに、新川崎エリアの変遷と魅力について伺った。

神奈川県川崎市幸区・「NPO法人はたらくらす」代表理事 石渡 裕美さん
神奈川県川崎市幸区・「NPO法人はたらくらす」代表理事 石渡 裕美さん

ファミリー層の増加でスーパーや保育施設が充実

――新川崎に16年ほどお住まいと伺いました。新川崎で暮らすことになった経緯をお聞かせください。また、住み心地はいかがですか?

石渡さん 大学生のときから川崎市多摩区に住んでいて、結婚を機に2005(平成17)年から幸区民になりました。川崎市は南北に細長くて、多摩区は北部、幸区は南部にあたります。引っ越してくるまで南部には縁がなく、幸区にもほとんど来たことがありませんでした。でも暮らしてみると交通の便も良く、「夢見ヶ崎動物公園」のような憩いの場や子どもたちの遊び場もあって、住み心地はいいですね。

新川崎駅からのびるペデストリアンデッキ
新川崎駅からのびるペデストリアンデッキ

――住み始めた頃と比べて、新川崎はどのように変化していると感じられますか。

石渡さん 工業地帯から住宅地に変わってきました。以前はたくさんあった工場が移転したりして数が減って、代わりにマンションがどんどん建てられたんです。人が働きに来る場所から、人が暮らす場所になったというか。住む人が増えるとともにスーパーやカフェが出来て、引っ越してきた子育て世帯のために保育施設も増えました。「夢見ヶ埼動物公園」のふもとにある「日吉小学校」も、近くに大型マンションが何棟か建ったことで数年の間に児童数がずいぶん増えたそうです。子どもの数が増えたので、習い事の教室も増えたんじゃないかと思います。他には、駅前にも屋根付きのペデストリアンデッキが整備されましたし、鹿島田跨線橋も道幅が広くなって自動車や歩行者のすみわけができて安全になりました。鹿島田跨線橋の手前の道に信号機が新設されたのも、利用者が増えたからだと思います。

アクセス至便!買い物や子育ての環境も良好

「夢見ヶ崎動物公園」
「夢見ヶ崎動物公園」

――長年新川崎エリアにお住まいでいらっしゃいますが、このエリアの魅力はどんなところでしょうか。

石渡さん まず、交通の便がいいですね。「新川崎」駅はもちろん「鹿島田」駅もあるでしょう。横須賀線も南武線も使えるっていうのは本当に便利です。横浜まではすぐですし、東京方面はもちろん川崎や武蔵小杉にも出やすいですから。湘南新宿ラインも通っていますし、武蔵小杉に出れば相鉄線も使えて、いろんなところに行きやすいんです。南加瀬一丁目あたりならバスも本数が多くて便利ですよ。

次に、「夢見ヶ崎動物公園」が近くにあること。これは外せません。24時間365日ペンキンが見られるなんて、すごいと思いませんか? シマウマもいるのに無料だなんて、幸区の誇りです。子どもが小さいときはもちろん、大きくなっても散歩がてら楽しめます。お寺も神社もあって、パワースポットでもあります。天照皇大神、熊野神社、富士浅間神社など一カ所にいろんな神様がいるのが日本らしいですよね。ふもとに暮らす人たちは庭のように使えるでしょう。

「まいばすけっと」「サミット」「業務スーパー」のような手頃なスーパーが充実しているので、毎日の買い物も便利です。「小倉小学校」の近くにある「はせがわ」という八百屋さんはお買い得でおすすめですよ。治安も良いと思います。

「熊野神社」
「熊野神社」

――3人のお子さんを育てていらっしゃる立場から、子育て環境の魅力についてもお聞かせください。

石渡さん 自然とふれあいながら、のびのびと子育てできる場所だと思います。幸区は川崎市の中でも緑の少ないエリアですが、新川崎には小さな公園がいっぱいあって、木切れやどんぐりを拾ったり、カエルなど生き物と触れ合ったり、そういうことは十分できるんです。私は息子3人を幼稚園や保育園に通わせず、小学校に上がるまでママ同士の預け合い活動で育てました。外遊びを中心に育てたこともあり、のびやかに育っています。いまは中2、小6、小3です。自宅では、この辺でつかまえた生き物を10種類くらい飼っているんですよ。気軽に親しめる自然があれば豊かに育つ。子どもたちを見て、そう実感しています。

それに、子どもってちょっとした遊べるポイントや自分のお気に入りアイテムを探すのがうまいので、大人からすると何もないようなところでも楽しく遊べるんですよね。「夢見ヶ崎動物公園」はもちろんですが、子どもたちは土管や丘があるだけで遊具は少ない「さいわいふるさと公園」も好きです。多摩川の方にある「御幸公園」や南の「南河原公園」、あと南武線の線路脇に流れる小川もいい遊び場ですよ。

地域の力で夢を実現!多様な暮らし方、働き方をめざせる

――2009(平成21)年に自主保育団体「手づくりようちえん まんまる」を立ち上げていらっしゃいます。設立のきっかけや経緯、想いをお聞かせください。

石渡さん 「まんまる」を立ち上げたきっかけは、長男が生まれたことです。2時間おきに起きる0歳児と2人きりで、人と接する機会もなく、孤独を感じながらどんな子育てをしていこうかと考えていたとき、長年ボランティアとして携わっていたキャンプ活動を思い出したんです。いろんな団体があって、森での外遊びを中心とした子育てをしている人たちもいたな、と。それで、あんな子育てができたらいいなと思い立って調べ、代々木公園で行われていた自主保育を見学に行ったんです。

私自身が幼稚園に通っていたこともあり、最初は自主保育という選択肢すら知らなかったんですが、先輩方にいろいろ教えてもらいました。それで、幸区には自主保育のグループがなかったので自分で始めることにしたんです。公民館にチラシを置かせてもらったりして少しずつ仲間を増やしていきました。活動の根底には、自然のリズムを感じながら、活動を時間で区切らず、年齢で分けずに育てたい、という想いがありました。「まんまる」は当事者で運営するものなので、3人とも小学校に上がった2019(平成31)年の春に私は卒業しましたが、他の方が引き継がれて活動は続いています。

「コトニアガーデン 新川崎」
「コトニアガーデン 新川崎」

――2017(平成29)年には「NPO法人はたらくらす」を設立されていらっしゃいます。設立のきっかけや想い、また主な活動内容についてお聞かせください。

石渡さん 「コトニアガーデン新川崎」の開業を控えた時期に、運営元のジェイアール東日本都市開発の方にお声がけいただいたんです。住民がこの場所に愛着を持てるよう力を貸してもらえませんか、と。住宅地への出店が初めてのテナントさんが多かったこともあり、建物や店といったハードだけでなくイベントなどのソフトも用意したいと考えたんですね。そこで協力を依頼できそうな地域住民を探す中、行政職員から私のことを聞いたそうです。「まんまる」の活動で市民団体や行政機関に知り合いが出来ていたことが、「はたらくらす」の誕生につながった感じです。

主な活動内容はイベントの企画・運営です。副業を始めたい会社員やパートを辞めてお店を開きたい主婦など、やりたいことがある人はたくさんいると思うんです。でも、個人事業主は自らパートナーシップを築いていかなければならないし、スキルの維持や向上も必要ですし、何から手をつけたらいいのか分からない人も多いと思うんです。だから、起業塾や異業種交流会など個人事業主さんをサポートするものを多く企画しています。子育てママの交流会や親子向けワークショップなどもありますよ。さまざまな人のやりたい気持ちを応援し、居場所作りに貢献できればと思っています。

――最後に、これから新しく街に住まわれる方々に向けて一言お願いいたします。

石渡さん 地域活動の盛んなエリアなので、何かあれば気軽に発信してほしいと思います。住民が多いので、仲間を集めることは難しくありません。やりたいことを実現するために力を貸してくれる人も場所も、この街にはきっとあります。私はそう信じて今までやってきました。一緒にこの街をより良くしていきましょう!

代表理事 石渡 裕美さん
代表理事 石渡 裕美さん

石渡 裕美さん

「NPO法人はたらくらす」代表理事
お住まい:神奈川県川崎市幸区
※この情報は2022(令和4)年3月時点のものです。

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