印度食堂なんかれ

小田急線「相模大野」駅から車で10分ほど。県道52号線沿いに店を構える「印度食堂なんかれ」では、本場インドのカレーをいただくことができる。1982（昭和57）年に「たまプラーザ東急ショッピングセンター」に開業した「インド料理 アクバル」の姉妹店として、2000（平成12）年9月にオープンした。落ち着いた雰囲気のシックな店内にはテーブル席とカウンター席が備えられている。家族や友人との食事はもちろん、一人でも気兼ねなく利用できる。

多くの日本人はカレーと聞けばカレーライスを思い浮かべるだろう。現在ではカレーパンやカレーうどんなどバリエーションも豊富になってきたが、インドでは「カレー」といえば肉料理、魚料理、野菜料理などさまざまな種類がある。どれもスパイスの巧みな配合により奥深い味わいを出しているそう。インドのカレーは小麦粉を使用しないのも特徴だ。日本人がよく食べるカレーライスのようにルーにとろみはない。同店のカレーは化学調味料を一切使わず、野菜や多くの薬効をもつ香辛料で作るため、安心していただける。脂肪分も少なくヘルシーなので、女性も食べやすいのではないだろうか。

ランチは定番のチキンカレーをはじめ、鶏と豚の合挽肉のキーマカレー、羊肉を使ったマトンカレー、野菜たっぷりのカレーなど選択肢の幅は広い。日替わりカレーも用意されているので毎日通っても飽きることはないだろう。全てのランチにはナンまたはライス、ドリンク、サラダがついてお得だ。ライスは大盛りに、ナンはビッグナンへの変更が無料なのも嬉しい。

カレー1品にタンドリーチキン、チキンティッカがついた「タンドリーランチ」や、キーマカレー、好みのカレー1品、タンドリーチキンにシークカバブがセットになった「ターリーランチ」などボリューム満点のメニューも用意されている。タンドール（土釜）で焼き上げる料理はどれも自宅ではなかなか再現できないものばかり。このエリアに暮らす際には必ず押さえておきたい一軒だ。

印度食堂なんかれ
所在地：神奈川県相模原市南区東大沼3-32-14 ウィステリア 1F
電話番号：042-741-2585
営業時間：ランチ11:00～15:00、ディナー17:00～21:30
http://www.akbar.co.jp/nankare.html