老舗書店が手掛ける文具専門店

伊勢治

歴史のある商店が多い小田原でも、1680(延宝8)年に創業した「伊勢治」の歩んできた道程は特別なものがある。地元住民にしてみれば“当然あるもの”として捉えられている店だったが、お店の入るビルが老朽化したことにより閉店。

外観
外観

再オープンさせるかどうかを検討していたときに、再開を要望する声が数多く寄せられた。そのような声を受け、2018(平成30)年8月に文具専門店「伊勢治」として営業を再開することになった。2階に保育所、3~11階は住居の建物で、「伊勢治」はその1階に入ることとなった。

雰囲気のよい店内
雰囲気のよい店内

外観については街の雰囲気を損ねず、また老舗らしさが感じられるデザインを心がけた。入口の看板に記された“文具”の隣には“画材”の文字があり、それについて尋ねてみると、小田原には絵を描く人が多いとのこと。絵筆を取りたくなるような風景があるということだろうか。

文具が所せましと並んでいる
文具が所せましと並んでいる

万年筆とインクの品揃えが豊富というのも特徴のひとつだ。近年、万年筆の良さが見直されているが、小田原はその傾向がより顕著だという。

万年筆も充実
万年筆も充実

それを受けて「伊勢治」では、万年筆の診断・調整をするペンクリニックを定期的に開催している。店内には、以前の規模を縮小した「ギャラリー新九郎」もある。ここは主に、地元で活動している作家の展示・発表スペースとして使用。文具・画材を販売するだけでなく、地域性を踏まえた付加価値も提供しているのだ。

ギャラリー新九郎
ギャラリー新九郎

伊勢治
所在地:神奈川県小田原市栄町2-13-3 
電話番号:0465-22-1366
営業時間:10:00~20:00

詳細地図

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