スペシャルインタビュー

街が一体化するイベント「おださがロードフェスタ」の魅力とは。

2014(平成26)年に第1回が開催されてから、回を重ねる度に来場者を増やしてきた「おださがロードフェスタ」。2018(平成30)年の第5回は2日間で約29,000人を集めるまでに成長し、もはや地域に欠かせないイベントとなった「おださがロードフェスタ」。今回はその実行委員会である鈴木会長に、「おださがロードフェスタ」の歴史や活動内容、小田急相模原エリアの街づくりについてお話を伺った。

今回取材にご協力頂いた実行委員会 会長の鈴木さん
今回取材にご協力頂いた実行委員会 会長の鈴木さん

仮装コンテストに注目を

――毎年10月に開催される「おださがロードフェスタ」が始まった経緯を教えてください。

鈴木さん:2014(平成26)年の第1回から数え、今年で6回目を迎えます。それ以前も似たようなイベントで「相模台夏祭り」があったのですが、一時中断を経て最終的には中止となってしまいました。30年近く続いた夏の風物詩とも言えるイベントだったので、どうにかして再開できないものだろうかと相談されることがありました。そこで商店街に掛け合ってみたのですが、商店街や自治会が中心になってしまうと、どうしてもそこだけに負担が集中してしまうというのが懸念点でした。お祭りを今後も続けていくことを考えると、他になにか選択肢があるのではないかと検討しました。そこで、世代交代をする意味も含め、街に愛着のある若い人たちに呼びかけて実行委員会形式にすることにし、私が実行委員会の会長に就いたのです。

「おださがロードフェスタ」の様子
「おださがロードフェスタ」の様子

――ボランティアスタッフが活躍されていると伺っています。

鈴木さん:「おださがロードフェスタ」は2日間の開催ですが、昨年はそれぞれ131名と139名のボランティアが参加してくれました。前回は郵便局に声がけして約30名が手伝ってくれましたし、行政からの参加者もいます。実行委員会は21名ですが、それだけでは賄いきれないくらいの大きなイベントなので、ボランティアの方には本当に助けていただいています。

――「おださがロードフェスタ」では、どのような催し物があるのでしょうか。

鈴木さん:大きなものとしては、サウザンロードでのパレードですね。マーチングバンド、阿波おどり、一輪車などがパレードを行います。それ以外では小動物とのふれあい、ワークショップ、ゲームコーナーも設けていますし、バルーンアート、祭囃子、白バイ試乗体験、フェイスペイントなども。メインステージでは、バンド演奏のほかにバレエ、舞踏、空手、和太鼓の披露もあります。特徴的なものとしては、周辺のご当地キャラが一堂に会するイベントや仮装コンテストですね。グランプリ、準グランプリ、団体賞、審査員特別賞、キッズ賞、チャイルド賞、幼児賞があり、盛り上がりとしても一番です。

マーチング
マーチング

――「おださがロードフェスタ」によって、実感できた地域の変化はありますか?

鈴木さん:毎年のイベントを期待されている方や楽しみにしている方が増えているなと感じます。今後はこのイベントを通じて、小田急相模原の名物が生まれてほしいなと思っています。そうすれば、共通意識のなかで商店街がより活性化すると思いますし、それを求めてエリア外からもさらに多くの人が訪ねてきてくれますからね。

仮装コンテスト
仮装コンテスト

この街をよりよくしたい

――鈴木さんは小田急相模原駅再開発組合の理事も務められていたと伺いました。

鈴木さん:そうですね。以前の駅前広場は、人・自転車・バスが交錯するような場所だったこともあって、その駅前広場の整備と、道路の拡幅を合わせた整備計画が挙がりました。私も勉強会などに参加していたのですが、あるとき行政の方から「準備組合の理事になってくれないか」と連絡がありました。当時はまだ若かったので、地権者との交渉には年配者がいいのではと逆に提案しました。すると行政の方は、「時間が掛かることなので、できるだけ若い人がいい」との返答でした。そうした経緯で、再開発組合の理事を務めることになったのです。

鈴木さん
鈴木さん

――本業との両立は大変だったと思います。その原動力となるものは何でしょうか。

鈴木さん:曽祖父の存在が大きいですね。「小田急相模原」駅周辺が街どころか、田畑でもなかった頃の話です。人から頼まれた曽祖父がこの一帯を開墾することになったのですが、開墾が進んだ頃合いを見て、曽祖父と同じ村人たちがこの地に移り住んできたことがありました。この街の開拓者とも言える曽祖父の存在が、私自身の「この街をより良くしたい」という気持ちにつながっています。再開発が完了したのは、準備組合の設立から8年後のこと。大変なこともたくさんありましたが、駅周辺が「きれいになった!」「以前よりも便利になった」という言葉を聞くと、その苦労が報われる気がします。

再開発で街は綺麗に
再開発で街は綺麗に

――最後に、小田急相模原エリアの魅力、好きなところを教えてください。

鈴木さん:やはり、ここは私にとって生まれ育った街なので、どこよりも強い愛着があります。生活面でも、平地が広がっているので自転車移動も不自由はありませんし、商店街も充実しているので買い物に困ることもありません。隣には「相模大野」駅、さらに隣には「町田」駅があり、そこまで行けば大型商業施設もあります。生活をするには不自由のない実に便利な街だと思いますよ。

おださがロードフェスタ
おださがロードフェスタ

おださがロードフェスタ

実行委員会会長 鈴木博雄さん
URL:http://www.odasaga.pics/
※この情報は2019(令和元)年5月時点のものです。