「武蔵小杉」駅や「等々力緑地」至近で、生活利便や子育て環境に恵まれた武蔵中原エリア
相次ぐ再開発で急速に発展を遂げた中原区
中原区は川崎市のほぼ中央に位置し、東京都心や横浜市中心部へのアクセスに恵まれていることが特徴だ。近年は「武蔵小杉」駅周辺を中心に大規模な再開発が行われるなど、急速な発展を遂げている。一方で多摩川や「等々力緑地」など自然にも恵まれている。このため、住まいの場として注目されており、現在の人口は川崎市内7区で最も多い。
江戸時代、徳川家康は現在の平塚市内に鷹狩の際に使う宿舎として「中原御殿」を設け、同時に「中原御殿」と江戸を結ぶルートとして中原街道を整備した。区名は、これらの街道名、およびこの「中原御殿」に由来するものという。
交通アクセスも買い物も高い利便性を誇る武蔵中原エリア
JR南武線「武蔵中原」駅周辺に広がる武蔵中原エリアは、生活利便と閑静な住環境のバランスが取れた街だ。「武蔵中原」駅からJR南武線に乗れば、「武蔵小杉」駅まで1駅2分で到着。「武蔵小杉」駅からは東急東横線、東急目黒線で東京都心方面へのアクセスもよい。東急東横線は東京メトロ副都心線に、東急目黒線は都営地下鉄三田線と東京メトロ南北線にそれぞれ直通しているのも便利だ。「武蔵小杉」駅や「元住吉」駅も歩いて行ける距離にあり、交通アクセスに恵まれている。
エリア周辺には「いなげや川崎下小田中店」や「業務スーパー河内屋」などスーパーマーケットが充実。「武蔵中原」駅直結の「ビーンズ武蔵中原」にも食料品や雑貨などのショップがそろう。
「武蔵小杉」駅周辺の「ららテラス武蔵小杉」や「グランツリー武蔵小杉」など大規模ショッピング施設、「元住吉」駅周辺の「モトスミ・ブレーメン通り商店街」や「モトスミ オズ通り商店街」といった商店街も日常利用でき、買い物の楽しみも多い。
「等々力緑地」再整備でさらに緑豊かな街へ
2021(令和3)年に改定された『川崎市都市計画マスタープラン中原区構想』によると、武蔵中原エリアが含まれる「武蔵中原駅ゾーン」は豊富な自然と高度なものづくり企業が集積していると分析。これらの地域資源を活かした街づくりを進めるとしている。具体的な取り組みとして、良好な住環境の形成、小田中エリアの花き栽培を中心とした農地維持、「等々力緑地」の再整備をあげた。
すでに「等々力緑地」の再整備は進行中だ。「等々力陸上競技場」を球技専用スタジアムに改修するほか、「川崎市とどろきアリーナ」は建て替えを行う。併せて、広場や親水空間などが整備され、さらに使いやすい空間に生まれ変わるだろう。
保育施設や公園など子育て環境も充実した武蔵中原エリア
中原区は子育てファミリーも暮らしやすい街だ。中原区の保育所待機児童数は2024(令和6)年時点で4年連続ゼロを維持している。「ふれあい子育てサポート事業」として会員同士で子育てを援助する取り組みも行う。「妊婦のための支援給付」では「妊婦支援給付金」の支給も実施中だ。こうした中原区の子育て情報は「中原区子育て情報ガイド このゆびと~まれ!」にまとめられており、参考にするとよい。
武蔵中原エリア周辺には「下小田中3丁目公園」や「井田杉山町北公園」など公園が充実。「江川せせらぎ遊歩道」や「等々力緑地」での散策も楽しい。近隣に複数の保育施設や幼稚園があり、「中原保育園」に併設されている「地域子育て支援センターなかはら」では子どもの遊び場の提供や子育て相談対応などを行っている。私立の中高一貫校「法政大学第二中・高等学校」も近く、子育て施設にも恵まれているといえるだろう。
中原区民の定住意向は8割超
2024(令和6)年に発表された『中原区区民アンケート報告書』によると、定住意向を訪ねた質問に対し、「これからも住んでいたい」と答えた人は81.4%に上った。しかも、前回調査に比べ「これからも住んでいたい」という回答が6.9ポイント増加した一方、「できれば市外へ移りたい」という回答は2.3ポイント減少している。
住み続けたい理由は「通勤・通学の便が良いから」という回答が最も多く、「まわりの環境が良いから」「買い物が便利だから」という回答も多かった。この結果から、中原区民は生活利便と住環境を評価し、高い定住意向につながっていると考えられる。
暮らしが便利で、自然も身近、子育てもしやすい中原区。とくに武蔵中原エリアはその魅力を享受できる街だ。
「武蔵小杉」駅や「等々力緑地」至近で、生活利便や子育て環境に恵まれた武蔵中原エリア
所在地:神奈川県川崎市中原区