文武両道を大切にしている大規模中学校

川崎市立宮前平中学校

1976(昭和51)年創立の「川崎市立宮前平中学校」は、1,000人以上の生徒が通う大規模な中学校だ。

「川崎市立宮前平中学校」
「川崎市立宮前平中学校」

特色のある教育は大きく2つ。その1つは「キャリア教育」で、3年間を通して自分の将来についてしっかりと考えさせ、教師たちも、生徒たちが「なりたい自分」に向かって適切な進路が取れるようにと指導を行っているのだ。例えば1年生は「キッザニア東京」を訪れ、様々な職業体験を行う。訪れる日はプログラムを中学生向けに変えてもらい、使用言語を英語のみとして、より中学生らしい内容となっている。一方2年生は、実際に働く場に赴いていく。200ヵ所以上ある体験先から自分の興味ある仕事を見つけ出し、2日間の体験を行うのだ。

様々な教育活動が実施されている
様々な教育活動が実施されている

校内には自然も多い
校内には自然も多い

もうひとつの特色は「平和教育」。3年生の修学旅行では広島を訪れ、より深く日本の歴史を知り、平和の尊さを感じられる機会を設けている。学びを深くするためには、1~2年生時からの下準備にも余念はない。特に2年生は、「東京大空襲・戦災資料センター」などを訪問し、『平和』をテーマにグループ発表を行ったりもしている。だからこそ広島を訪れたときは、語り部の話にしっかりと耳を向け、自分の目で確かめ、多くのものを学んで帰ってくるのだ。

多くの掲示物がある教室内
多くの掲示物がある教室内

生徒たちが真剣になればなるほど教師たちも真剣勝負。川崎市内の中学校の各クラスに導入されている50インチの大型ビジョンなどを活用して視覚に訴える“分かりやすい授業”になるよう工夫。また、簡単に答えが出るような問題ではなく、疑問を投げかけ、それぞれの生徒がそれぞれの意見を持てるような“問いを与える授業”、知るだけで終わらず“次のステップへとつながる授業”を心掛けている。

文武両道の精神で運動部も盛ん
文武両道の精神で運動部も盛ん

エコカー発明で全国大会優勝
エコカー発明で全国大会優勝

「川崎市立宮前平中学校」では、部活動もさかんだ。創立当初から「運動も勉強も手を抜かずに全力で取り組む」という文武両道を謳っており、その校風は今なお健在。関東大会・全国大会まで行くという運動部も珍しくない。文化部の活躍も華々しい。工学部は、ホンダの「エコマイレッジチャレンジ」という、1リットルのガソリンで何キロ走れるかという全国大会において、2010(平成22)年と2011(平成23)年に優勝を収めている。とにかく、先輩方の功績を引き継ぎ、中途半端なことはできないと力を出し切る生徒が多いのだ。

練習を見守る保護者たち
練習を見守る保護者たち

地域との関わりも強い。町会の清掃活動や地域のお祭りなどに積極的に参加、吹奏楽部は、お祭りや文化祭、老人福祉施設、障害者施設などへ出向き、出張演奏会も頻繁に開いている。一方で、地域の人たちも、入学式や運動会、卒業式などの大きな式典に訪れる。保護者も、保護者会への参加率が高く、学校に対して協力的だ。

落ち着いた空気が流れる教室
落ち着いた空気が流れる教室

大規模校ならではのプラス面が非常に多い「川崎市立宮前平中学校」。個性豊かな人材の豊富さ、子ども同士で刺激し合う環境、人に揉まれる経験など、子どもたちは多くのことを学び、全力でチャレンジする。何事にも一生懸命に打ち込むことにエネルギーを注いでいるためか、雰囲気も穏やかで落ち着いた学校だ。

●鈴木校長先生に聞きました!

鈴木校長先生:「現在は新型コロナウイルスの関係で、学校の教育活動も「新しい生活様式」を求められる中での活動になっています。臨時休業中も、授業動画の配信を行うなどして、学びを止めない工夫を行ってきましたが、ようやく授業や部活動などが再開し、学校らしさが戻ってきました。このような中でも子どもたち一人ひとりに、社会に出てから役に立つ力を身に付けるとともに、中学校生活の大切な思い出を作ってほしいなあと思っています。」

「それから、今年の新入生から制服が新しくなったんです。ポロシャツもあって、生徒や保護者から好評です。体育館の改修工事も終わりました。
これまで作り上げてきた伝統や成果を大切にしつつ、新しい風も入ってきて、より一層生き生きとした学校になりそうです。」

※記事内容は2020年7月時点の情報です。

川崎市立宮前平中学校
川崎市立宮前平中学校

川崎市立宮前平中学校
所在地:神奈川県川崎市宮前区宮前平2-7 
電話番号:044-855-3214
https://kawasaki-edu.jp/3/604miyamaedair..

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