「林間都市」として開発された歴史が醸し出す上質の街並みが魅力の大和市南林間エリア

恵まれた生活利便と豊かな緑が共存する大和市

大和市は神奈川県のほぼ中央に位置し、横浜市や相模原市、東京都町田市に隣接している。市内には相鉄本線、小田急江ノ島線が通り、「横浜」駅や「新宿」駅などにダイレクトアクセス可能。相鉄新横浜線、東急新横浜線の開通で「渋谷」駅や「大手町」駅などにも乗り換え不要でアクセスできるようになった。

「南林間」駅
「南林間」駅

市内には「やまとオークシティ」や「りんかんモール」などショッピング施設が充実するほか、「大和市立病院」など医療施設も多い。「泉の森」をはじめ豊かな緑も広がる。このように生活利便と閑静な住環境を併せ持つことから、住まいの場としても注目が集まる。

市民の約70%が大和市に10年以上住み続けたいと回答

2024(令和6)年3月に発表された『大和市 総合計画に関する市民意識調査 報告書』でも、「これからも大和市内に住み続けたいですか」という質問に「ずっと住み続けるつもり」または「10年以上は住むつもり」と答えた人は69.6%であった。

大和市の定住意向(「大和市 総合計画に関する市民意識調査 報告書」より引用)
大和市の定住意向(「大和市 総合計画に関する市民意識調査 報告書」より引用)

また、大和市にあてはまる項目を質問したところ「安心して医療が受けられる体制が整っている」については68.3%、「緑や公園が多い」は72.9%、「買い物がしやすい」は71.0%、「公共交通機関を手軽に利用できる」については75.2%の市民が「そう思う」または「ややそう思う」と答えた。

この結果から、大和市民は恵まれた生活利便や豊かな緑に魅力を感じ、高い定住志向を誇っていると考えられる。

多彩な子育て支援も魅力

大和市は「子育て王国大和市」をキャッチフレーズに、子育て支援にも積極的に取り組んでいる。「大和市立病院」では小児科医が24時間365日体制で常駐しており、夜間や休日に子どもが体調を崩しても安心だ。保育施設の整備も進め、保育所等利用待機児童数は7年連続ゼロを維持している。

大和市では全ての市立小・中学校の学校図書館でリニューアルを実施したほか、学校司書を配置するなど読書を推進した結果、大和市の小学生の読書量は全国平均の1.5倍に増えた。

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不妊治療の際に、保険診療と併用して行われる先進医療の自費負担に対して助成金を一部支給していることでも注目されている。

歴史と緑と生活利便がそろった「南林間・鶴間地域」

大和市では2021(令和3)年に改定した『健康都市やまと都市計画マスタープラン』で、「誰もが住みやすく、健やかで康らかな生活を実感できるまちづくりの実現」を目指すとした。その中で、市内を5地域に分け、具体的な取り組みを示している。

「南林間・鶴間地域」は大和市の中央からやや北側、小田急江ノ島線の「南林間」駅から「鶴間」駅の間に広がる。この地域の北側、「南林間」駅周辺は「林間都市計画」により計画的に整備された街だ。「鶴間」駅周辺は、江戸時代の大山参りの街道沿いの宿場として発展し、今も歴史を感じられるスポットが点在する。「南林間」駅や「鶴間」駅周辺にはショッピング施設が集まるほか、「鶴間」駅の東側には「大和市役所」や「大和市立病院」があり、大和市の拠点機能を果たしている。

「鶴間」駅
「鶴間」駅

「南林間・鶴間地域」では「みちと歴史とまちなかの緑と利便性の高い市街地が共存する豊かなまち」を将来像に、良好な住環境を維持、発展させる取り組みを進めるとした。

「林間都市計画」の拠点として開発された南林間エリア

南林間エリアは「南林間・鶴間地域」の北側に位置し、昭和初期に開発された「林間都市計画」の拠点として整備された街だ。「南林間」駅周辺には「田園調布」駅周辺や「日吉」駅周辺などと同様に、駅前から放射状に延びる道路が残る。

「南林間」駅は小田急江ノ島線の急行停車駅で、「新宿」駅などにダイレクトアクセス可能。「大和」駅で乗り換えできる相鉄本線には相鉄新横浜線、東急新横浜線経由で東急東横線や東急目黒線に直通する電車も走る。

エリアの北東には「りんかんモール」、南東には「やまとオークシティ」とショッピングモールが広がり、買い物も便利だ。「やまとオークシティ」周辺には「大和市役所」や「大和市民病院」もある。

「大和市立病院」
「大和市立病院」

計画的な街づくりが行われ、整った街並みに恵まれた生活利便を併せ持つ南林間エリアでは、快適な暮らしを実現できるだろう。

「林間都市」として開発された歴史が醸し出す上質の街並みが魅力の大和市南林間エリア
所在地:神奈川県大和市