栗木台に暮らすKURIGIDAI AREA

自然豊かで閑静な佇まいと生活利便に恵まれた街。麻生区栗木台エリアの暮らしの魅力

川崎市の副都心として発展を遂げた麻生区

麻生区の中心地「新百合ヶ丘」駅周辺
麻生区の中心地「新百合ヶ丘」駅周辺

麻生区は川崎市の北西に位置し、1982(昭和57)年に多摩区から分区して誕生した。「麻生区役所」がある「新百合ヶ丘」駅周辺は川崎市の副都心とされ、「新百合ヶ丘OPA」や「イオン新百合ヶ丘店」、「イトーヨーカドー新百合ヶ丘店」などの大規模ショッピング施設が立ち並ぶ。

現在、横浜市営地下鉄ブルーラインの「あざみ野」駅から「新百合ヶ丘」駅間の延伸が検討中だ。開通すれば、「新百合ヶ丘」駅は3路線が集まるターミナルとなり、さらなる利便性向上が期待される。

「新百合ヶ丘」駅周辺には「昭和音楽大学」や「日本映画大学」など芸術系の大学キャンパスがあり、川崎市でも「しんゆり・芸術のまち」として街づくりに生かしている。「川崎市アートセンター」はその拠点で、「アルテリッカしんゆり」「麻生音楽祭」「KAWASAKIしんゆり映画祭」など芸術に関連したイベントが多いのも魅力だ。

区域の大部分は多摩丘陵上にあり、緑豊かな里山も残る。農地も点在し、地元で採れた新鮮な野菜を購入できるのもうれしい。

緑豊かな住環境と恵まれた生活利便が共存する栗木台エリア

ダイヤ改正でさらに便利になる小田急多摩線「栗平」駅
ダイヤ改正でさらに便利になる小田急多摩線「栗平」駅

栗木台エリアは麻生区の中心からやや北西、小田急多摩線の「栗平」駅と「黒川」駅の間に位置する。

「栗平」駅前にはスーパーマーケット「Odakyu OX 栗平店」をはじめ、「ツルハドラッグ 栗平駅前店」などもあり、買い物環境もよい。2024(令和6)年11月には「黒川」駅前に「フォレストモール川崎黒川」がオープン。スーパーマーケット「ロピア 黒川店」やドラッグストアなどが入り、買い物の選択肢も増えた。「栗平」駅から「新百合ヶ丘」駅は小田急多摩線で2駅で、「新百合ヶ丘」駅周辺でのショッピングも気軽に楽しめる。

2025(令和7)年3月のダイヤ改正では、小田急多摩線の急行が「黒川」駅に停車するようになる予定だ。さらに、「黒川」駅や「栗平」駅から東京メトロ千代田線に直通する急行が大幅に増加し、東京都心方面へのアクセス向上が期待されるとともに、行き帰りで両駅をより使い分けやすくなるだろう。

さらに、大型の商業施設も多い京王相模原線の「若葉台」駅にも徒歩や自転車でアクセスしやすい。小田急小田原線が運転を見合わせた際でも、多摩線内は電車が運行されるケースも多く、「京王永山」駅で京王線に乗り換えて新宿方面にもアクセスしやすい。各線を利用できるアクセスの良さも、栗木台エリアに住むメリットのひとつだろう。

今後も閑静な住環境の維持が期待される栗木台エリア

小田急多摩線「黒川」駅も近い
小田急多摩線「黒川」駅も近い

2019(平成31)年に改定された『川崎市都市計画マスタープラン麻生区構想』によると、栗木台エリアを含む「五月台・栗平駅ゾーン」では「栗平」駅周辺の駅前空間整備、住環境の保持、里山の維持保全などを進めるとしている。

また、隣接する「黒川・はるひ野・若葉台駅ゾーン」では「黒川」駅周辺でのにぎわい施設や交流施設の整備、農地の保全などを行う方針だ。今後も、栗木台エリアでは緑豊かで閑静な住環境が維持されると期待できる

きめ細やかな子育てサポートでファミリーも安心の川崎市麻生区

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川崎市では子育てファミリーへの支援にも尽力している。例えば、0~18歳までの子どもを対象とした「こども文化センター」を市内各地に設け、遊戯室や図書室、学習室などを整備している。小さな子どもが安心して遊べるスペースも用意されており、親子で楽しめるイベントも多い。栗木台エリアからは「五月台」駅近くの「片平こども文化センター」が使いやすい。

また、妊娠届を提出すると、妊婦全員を対象に専門職による面接が行われる。出産後にも戸別訪問による面接を実施し、妊娠から出産期の不安や悩みの解消に努めている。これらの面接を受けると、「出産応援ギフト」「子育て応援ギフト」としてそれぞれ5万円が支給されるのもうれしい。

麻生区民は生活環境に対する満足度が高い

麻生区の暮らしやすさはデータにも表れている。川崎市全体に公園は1,287か所あるが、このうち麻生区内には市の約3割にあたる355か所の公園がある。2008(平成20)年の刑法犯認知件数は1,437件と川崎市内では宮前区に次いで少なかった。

『令和5(2023)年度かわさき市民アンケート』によると、居住地周辺の生活環境に対する満足度を尋ねた質問に対し、「安全性」「自然環境」「サービス」の項目で川崎市全体の満足度と同水準もしくはそれ以上だった。とくに「安全性」は川崎市全体より10ポイント以上高い結果で、「自然環境」でも「空気や川、海のきれいさ」は16.5ポイント、「公園や緑の豊かさ」が11.6ポイント、それぞれ市の平均を上回っていた。

麻生区の中でも、「新百合ヶ丘」や「多摩センター」エリアをはじめ、京王線沿線の「若葉台」エリアなどを利用しやすいエリアで、麻生区内でも住みやすいエリアのひとつだろう。

良好な住環境を誇る麻生区でも、「新百合ヶ丘」駅周辺の大規模ショッピング施設へのアクセスが容易で、多摩丘陵の豊かな自然にも恵まれた栗木台エリアは、快適な暮らしを実現できる街だ。

自然豊かで閑静な佇まいと生活利便に恵まれた街。麻生区栗木台エリアの暮らしの魅力
所在地:神奈川県川崎市麻生区 

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