子育て支援の頼もしいサポーター

充実の相談体制と豊富なイベントで子どもたちとパパママを支える「旭区地域子育て支援拠点 ひなたぼっこ」

「希望ケ丘」駅のお隣、相鉄線「二俣川」駅から北へ徒歩5分ほどの大通り沿いに、旭区地域子育て支援拠点「ひなたぼっこ」がある。

広々とした「ひろば」は予約不要・無料で利用できるうえ、スタッフさんや「子育てパートナー」に子育てに関するお悩み相談ができる場所として、これからお子さんを迎えるご夫婦から小学校入学前のお子さんまで、幅広く利用されている施設だ。

今回は「ひなたぼっこ」の施設長 中村広子さんに、「ひなたぼっこ」の魅力や人気のイベント、旭区内の子育て事情など、幅広くお話を聞いてきた。

「ひなたぼっこ」施設長の中村広子さん
「ひなたぼっこ」施設長の中村広子さん

利用は無料で、ひろばの利用は予約も不要。いつでも気軽に利用できる旭区の子育て支援拠点

――まずは、「ひなたぼっこ」の歴史や概要、施設の利用方法についてお聞かせください。

中村さん:「ひなたぼっこ」は、2010(平成22)年3月にオープンした、旭区役所と協働で運営している子育て支援施設です。対象は妊婦さんから未就学児のお子さんで、1日に20組ほどの方にご利用いただいています。

開館日は毎週火曜日から土曜日、開館時間は10時から16時までです。施設の利用には料金がかからないうえ、ひろばの利用は予約も不要なので、来たいと思ったタイミングでいつでもご利用いただけます。

旭区地域子育て支援拠点 ひなたぼっこの内観
旭区地域子育て支援拠点 ひなたぼっこの内観

中村さん:12時から12時半は「ランチ」の時間で、その時間は館内で飲食もできます。うまく活用していただきながら、1日の生活のリズムの中に「ひなたぼっこ」を取り入れていただけたら嬉しいですね。

――初回利用維持にはどのような手続きが必要ですか?

中村さん:横浜市の「パマトコ」というサイト(アプリ)から利用登録いただくことで、施設を利用できます。

「パマトコ」経由以外に、施設でも利用登録手続きができますので、ご不明な点があれば、直接いらしていただき、お気軽にご相談ください。

常勤の「子育てパートナー」にいつでも相談できる、旭区地域子育て支援拠点「ひなたぼっこ」

――「ひなたぼっこ」の特徴や独自の取り組み、利用するメリットなどを教えてください。

中村さん:まずは、「広い施設で思いっきり遊べる」のが一番の魅力ですね。

あとは親子ともに子育て中の方が集まる場なので、子どもにとっては同い年くらいのお友達との遊びの場、保護者の方にとってはママ友/パパ友同士の交流の場として活用いただけるのも魅力のひとつです。

室内遊具も豊富で、お友達との遊びも楽しめる
室内遊具も豊富で、お友達との遊びも楽しめる

中村さん:子育てに関するさまざまなお悩み相談にも、柔軟に対応しています。

相談を専門に受ける「子育てパートナー」は1名が毎日常勤しているので、「きのうの話の続きをしたい」「もう一度相談してみたい」など、継続的なフォローができる点も魅力ですね。

中村さんをはじめ、スタッフのみなさんに気軽に相談できる環境が整う
中村さんをはじめ、スタッフのみなさんに気軽に相談できる環境が整う

中村さん:さらに、公認心理師や管理栄養士、助産師など、専門相談員が子育てのお悩み相談を受けるプログラムも組んでいます。専門相談員さんへの相談は予約制なので、詳しくはホームページや施設の掲示などをご覧ください。

それから、横浜市の事業として旭区役所と協働運営している拠点として、横浜市と旭区の子育てに関する情報がすべて集約されています。これらの情報は「情報コーナー」で確認いただくこともできるほか、ご相談を受けて、必要に応じて公的機関や各施設への連携もできますので、そこも強みなのかなと思います。

掲示板には旭区内や横浜市内の子育て情報が所狭しと並ぶ
掲示板には旭区内や横浜市内の子育て情報が所狭しと並ぶ

―― 利用者の方から多く寄せられる相談内容について、どのような内容がありますか?

中村さん:「離乳食が始まったけれどもうまくいかない」「トイレトレーニングがうまく進まない」などのお悩みは多く寄せられています。

保護者の方にとっては、初めてのことでうまくいかず、大きな悩みになっているかと思います。そういった時に、どんな些細なことでも気軽に相談ができる場所として活用いただいています。

ママ・パパともに親子で参加できるイベントも多数

――毎週多くのイベントを開催されていますね。特に人気のあるイベントや、今後の計画などについてもお聞かせください。

中村さん:毎月1回開催している「ぷれパパ・ぷれママ講座」が一番人気ですね。予約制のイベントですが、毎回すぐに満員になってしまう、大人気のプログラムです。

この講座では、初めて赤ちゃんを迎えるにあたって、特にパパにやっていただきたいことを講座にしています。

ぷれパパ・プレママ講座での沐浴体験の様子
ぷれパパ・プレママ講座での沐浴体験の様子

中村さん:その他では、「ベビーヨガ」や「ベビーマッサージ」、「身体を使って思いっきり遊ぼう」など、子どもと一緒にママたちもリフレッシュできるようなものは人気が高いです。

定期的にやっているものもあれば、年に数回開催のものもありますので、詳しくはホームページをチェックしてみてください。

ベビーマッサージの様子
ベビーマッサージの様子

中村さん:余談ですが、最近はパパたちが利用することもかなり多くなって、私たちも驚いています。平日でもパパが多く来られますし、土曜日には「ほぼパパ」という日も多いほどです。

最近は核家族化とともに、パパも育休を取りやすい社会になってきており、パパ達も積極的に育児に参加している印象を受けます。私たちとしても応援やサポートができたらいいなと思っています。 

保護者の方に喜ばれる書籍も充実
保護者の方に喜ばれる書籍も充実

――施設内に外遊びスペースがあるほか、近くの公園に行って遊ぶこともあるそうですね。外遊びに関して、詳しくお話を聞かせてください。

中村さん:いくら広々とした室内でも、活発に走り回る子どもたちにはちょっと物足りないと感じる瞬間があると思います。そんなときに使ってもらえるような遊び場として、「外遊びスペース」を用意しています。

施設内にある外遊びスペース。人工芝が敷かれており裸足でも遊びやすそうだ
施設内にある外遊びスペース。人工芝が敷かれており裸足でも遊びやすそうだ

中村さん:このほか、「そとあそび」というプログラムも毎月5回ほど開催しています。

今は公園に行っても、なかなかお友達がいないという場面も多く「これは私達が種をまいていかないと」と思って、始めた取り組みです。

具体的には、二俣川をはじめ、旭区内にある5か所の公園に直接集まっていただくという形で開催しています。

公園に集まって、みんなで何かをするという形式ではなく、自由に子どもたちに遊んでもらう中で、例えば「滑り台を使う時にはこういうところに気を付けてね」といったことも伝えています。

予約なしで、現地に来ていただくだけなので、ホームページのカレンダーから日程をご確認のうえ、ぜひ気軽に足を運んでみてください。

旭区の地域子育て支援拠点として、官民各所と情報交換を通じて連携

――地域子育て支援施設や団体と連携して行っている事業があれば教えてください。

中村さん:他施設とのコラボイベントなどは現時点では行っていないのですが、横浜市の「つどいの広場事業」に携わるみなさんとは、年に数回、連絡をとりあいながら連携をとっています。

そのほかに、地域の方々がやっている「地域サロン」もあって、そちらとも日常的にいろんな連携ととりながら、情報交換をさせてもらっています。

横浜市旭区役所
横浜市旭区役所

――施設内の安全対策や衛生管理について、具体的な取り組みがあれば教えてください。

中村さん:毎朝、衛生管理の確認とともに、おもちゃの破損などがないか、点検・確認しています。もちろん、開館時間内にもお子さんやおもちゃの安全を常に確認していますし、閉館後も消毒液や殺菌ボックスなどを使って、おもちゃの衛生管理、備品の消毒を行っています。

おもちゃは管理が行き届いており、小さなお子さんも安心して遊べる
おもちゃは管理が行き届いており、小さなお子さんも安心して遊べる

中村さん:ひろばの中には消毒ができているダスターを用意していいて、利用者の方にも気づいたときには、自分で消毒・殺菌をしてもらおうということでやっています。

さらに、施設の入り口には不審者対策のためオートロックを設置しており、スタッフが中から解錠しないと入れないようにしています。

入り口にはオートロックが設置されており安心
入り口にはオートロックが設置されており安心

子育てへの関心が高く「希望」が持てるまち、旭区希望ケ丘エリア

――「希望ケ丘」駅周辺で子育てをする魅力や、他の地域と比べて特に優れている点は何だと思いますか?

中村さん:希望が丘地区には、「K.K.ネットの会」という、地域の方による子育て支援の仕組みがあり、いろいろな事業を展開されています。

希望が丘にお住いの方には、「自分の地域にはこういうことが必要なんじゃないか」と考えている方が多い印象で、「K.K.ネットの会」を通じてみなさんがうまくつながっている地域だと思っています。

駅前の「横浜市希望が丘地区センター」や、坂をのぼったところにある「希望が丘南ケアプラザ」、反対側にある「希望が丘コミュニティハウス」など、さまざまな場所で、親子向けの催しが行われています。

横浜市希望が丘地区センター
横浜市希望が丘地区センター

中村さん:ほかにも、「ハートフル・ポート」さんというカフェでも、子育てにいろんな支援をしていたり幼稚園とか保育園も連携をとりながら、地域の方を巻き込むような事業をいっぱいされている地域かなと思います。

子育て支援に関する施設が多いのは、希望が丘に住むからこその魅力だと思いますね。

「希望ヶ丘」駅の南口
「希望ヶ丘」駅の南口

――これから希望ヶ丘駅周辺に住みたいと考えている方々に、一言お願いいたします。

中村さん:いまお話ししたとおり、希望が丘は地域の人たちが、子育てに関することに高い関心を持っている地域だと思います。

子育てに関するさまざまプログラムがあり、そのための場所も提供されているので、子育て中でも孤独にならずに「希望」が持てる、そこが希望が丘のまちの魅力ではないかなと思います。

希望が丘からは、二俣川の「ひなたぼっこ」に来るのもそこまで大変ではないと思います。お散歩がてら、気軽に遊びに来ていただければと思います。

 

旭区地域子育て支援拠点 ひなたぼっこ 施設長の中村広子さん
旭区地域子育て支援拠点 ひなたぼっこ 施設長の中村広子さん

地域子育て支援拠点ひなたぼっこ

施設長 中村広子さん
所在地:横浜市旭区二俣川1-67-4
TEL:045-442-3886

ひなたぼっこ:https://hinataboko.net/
パマトコ:https://pamatoco.city.yokohama.lg.jp/ctz/
K.K.ネットの会:https://kknet.jimdofree.com/

※この情報は2025(令和7)年2月時点のものです。