トラットリア ダ・テレーサ
「トラットリア ダ・テレーサ」は2011(平成23)年4月にオープンした。シェフはイタリアの港湾都市・ジェノバで修業した経験があり、“テレーサ”というのは修行先のシェフであったマンマの名からとっている。イタリア料理は郷土料理の集合体という側面があるそうで、風土が地域性を育み、その地域性が郷土料理を形づくっている。
同店は、緑区のよこはま地産地消サポート店になっており、地域性を大切にするイタリア料理の本質を体現している。区内の「佐藤農園」からは、イタリアの品種であるプンタレッラをはじめ、様々な顔立ちの野菜を仕入れている。もちろん仕入れにこだわるのは野菜だけではない。肉も魚もできる限り自分の目で確かめ、納得してから仕入れるようにしている。
「トラットリア ダ・テレーサ」の人気メニューのひとつは、「ジェノベーゼ・ラザニエッテ」だ。現地で食べたとき、あまりの美味しさに驚いたというその味を再現した。“小さなラザニア”という意味のラザニエッテという手打ちパスタを用いるのがポイントで、シェフによると、日本のイタリア料理店で現地のこのスタイルのまま提供している店は聞いたことがないそうだ。
料理に満足してもらうだけでなく、店内で過ごす時間そのものを楽しんでもらいたいとシェフは言う。“楽しかった”“美味しかった”という言葉を聞くたびに、料理人という職業を選んでよかったという気持ちになるそうだ。シェフが演出する極上の時間を、存分に楽しみたいものである。
トラットリア ダ・テレーサ
所在地:神奈川県横浜市緑区中山4-26-19
電話番号:045-938-5157
営業時間:11:30~15:00、17:30~22:30(L.O.21:00)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
http://www.teresa-it.com/