創立100周年、国内最高級の洋食器メーカーのものづくり拠点

大倉陶園

敷地内には、絵柄のモチーフとなるバラやツツジが植えられている
敷地内には、絵柄のモチーフとなるバラやツツジが植えられている

1919 (大正8)年5月15日、大倉孫兵衛・和親子によって創立された、日本を代表する洋食器メーカー「大倉陶園」。高品質の西洋陶磁器を製造したいという想いを基に、大田区蒲田に作られた工場が、戦時中の空襲により現在の本社所在地・戸塚へ移転したのは、1960(昭和35)年。トンネル窯を築き、当時の最新設備を設け、移転後も創立当時に目指した「良きが上にも良きものを」という創業者の理念を守り続け、今年2019年で創立100周年を迎えた老舗。

直営店では、地元・戸塚区とコラボしたオリジナル商品も販売
直営店では、地元・戸塚区とコラボしたオリジナル商品も販売

1995年に、本社工場併設のショップとしてオープンした本社店では、スタンダードな商品から、記念品や引出物をはじめとするオーダー品まで、さまざまな商品を幅広く取り扱っている。新作や百貨店で販売されている商品の他、陶器のアクセサリーといったここでしか買うことのできない直営店オリジナル品も多数販売。

個人客から法人客まで、横浜市外の遠方からも客が訪れる
個人客から法人客まで、横浜市外の遠方からも客が訪れる

大倉陶園の商品の特徴は何といっても、長年の研究が築いた伝統の技が生み出す、優雅で上品な美しさ。白く、堅く、滑らかな白磁は、天然鉱物を独自の配分で調合し成形し、1460℃のトンネル窯で48時間焼成。その後、厳選な生地チェックや絵付け、加工を職人が一つ一つ手作業で行い、完成する。大岡陶園独自の伝統技法の中でも、本焼成した白生地にコバルト絵具で絵付し、再焼成して作り上げる「岡染め」は、大倉陶園独特の幻想的で美しい青の世界を作り上げる、他では真似のできない技の結晶だ。

繊細な絵付けは、国家技能検定1級を取得した絵師の手描き
繊細な絵付けは、国家技能検定1級を取得した絵師の手描き

本社敷地内には、そんな職人技を見ることができる工場の他、貴重な過去の製品を知ることのできるディスプレイルームも併設。また、工場見学会や絵付け工程見学会、特別展示会などのイベントも年間を通して開催しており、大倉陶園の昔と今を感じることのできる国内唯一の貴重なスポットとして、戸塚へ来た際は是非訪れておきたい場所だ。

蒲田工場のショールームを模したディスプレイルーム
蒲田工場のショールームを模したディスプレイルーム

大倉陶園
所在地:神奈川県横浜市戸塚区秋葉町20 株式会社大倉陶園内
電話番号:045-812-8588
営業時間:10:00~17:00
定休日:土・日曜日、祝日(不定休)
https://okuratouen.com/

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