スペシャルインタビュー

藤沢で2020年「東京オリンピック」セーリング競技が開催 ~益々盛り上がる藤沢エリアの魅力をご紹介します~

2015(平成27)年6月8日、藤沢市の江の島が、「東京2020オリンピック競技大会」のセーリング競技会場として承認されました。藤沢市でオリンピックが開催されるのは、1964(昭和39)年に続いて2回目となります。今回はそんな藤沢市の魅力と、オリンピック・パラリンピック関連の取り組みについて、東京オリンピック・パラリンピック開催準備室でお話を伺いました。

時を経て再び江の島へ ~オリンピック・セーリング競技 藤沢市で開催~

――江の島、および藤沢の紹介をお願いします

藤沢市の南端にある江の島は、相模湾に浮かぶ緑豊かな島です。島の規模は、周囲約4キロメートル、面積約0.38平方キロメートル、標高は頂高部で約60メートルです。江戸時代には弁財天信仰が庶民の間で盛んになり、参詣地としての江の島が全国的に知られるようになりました。その様子は浮世絵にも描かれています。そして1964(昭和39)年のオリンピック開催を機に島内の東側に江の島ヨットハーバーが建設され、車で島に渡れるようになりました。江の島に入ると、まず鳥居が目に入ります。そして階段を上がっていくと「江島神社」があります。島の頂上には植物園の「江の島サムエル・コッキング苑」があり、その中にある江の島のシンボル「江の島シーキャンドル」展望台からは相模湾、富士山、関東平野が一望できます。世界中から江の島にやってくるセーリング選手からも、江の島と富士山を同時に眺めながらレースができるこの場所は最高とよくおっしゃっていただいています。このように魅力的な江の島は非常にたくさんの観光客の方にお越しいただいており、2018(平成30)年には、年間1,839万人もの方が藤沢市に観光にいらっしゃっています。

江の島ヨットハーバー
江の島ヨットハーバー

――セーリングとはどのような競技なのでしょうか?

セーリングとは、大小様々なセーリング・ディンギー(小型艇)で海上のマーク(ブイ)を指示された周回方法・回数で走り、得点とレースの終了順位で勝者を決定する競技です。船にエンジンは搭載されていません。つまりその場所の気候・風土・環境に大きく影響されるスポーツといえます。ちなみに現在のセーリングと呼ばれている競技は、1964(昭和39)年当時は「ヨット」と呼ばれており、2000(平成12)年のシドニー大会から「セーリング」という名称に変更されました。「東京2020オリンピック競技大会」では,セーリング競技は7月26日~8月5日の11日間開催され、種目は男子5種目、女子4種目、混合1種目の計10種目に決定しています。

セーリング競技
セーリング競技

――セーリングを知ってもらうための取り組みを教えてください

藤沢市でのオリンピック開催が決まる前までは、藤沢市にお住いの皆様でも、実際にセーリングを体験したことのある方や、間近でオリンピック艇種を見たことのある方は限られていました。オリンピックを機会にセーリング競技の魅力をもっと知っていただくために、藤沢市ではセーリングを気軽に体験していただける取り組みも進めています。初夏には「ハンザクラス」という艇に乗船し、操船体験ができる「セーリングフェスタ」というイベントを開催しています。そして冬には屋内プールで、小学生を対象に”プールでセーリング体験”を開催し、最初から海でセーリング体験をするのは抵抗があるという小学生でも、気軽にご参加いただいています。また藤沢市では子どもたちと、セーリングワールドカップシリーズ等の江の島で開催されるセーリング大会のために、藤沢にいらっしゃった海外セーリングチームの皆さんとの交流イベントを実施しています。子どもたちなどが、オリンピックのために江の島で練習する海外の一流選手の皆さんと直接触れ合うことで、その各チームの「ファン」がたくさん生まれています。

「セーリングフェスタ」
「セーリングフェスタ」

海外チームとの交流
海外チームとの交流

――オリパラを身近に感じてもらうために行っていることはありますか?

藤沢市で開催されるのはオリンピックだけですが、パラリンピックも盛り上げていく取り組みを進めています。2018(平成30)年3月に初めて実施したのが、「ふじさわボッチャ競技大会」です。最近注目されているパラリンピック競技の「ボッチャ」の大会で、子どもから高齢者まで、障がいの有無にかかわらず、共に同じフィールドに身を置いて競技ができます。ほかにも小学生の皆さんを対象としたパラリンピアンを招いての体験教室など、パラスポーツを身近に感じていただける取り組みを進めています。

「ふじさわボッチャ競技大会」
「ふじさわボッチャ競技大会」

たくさんの方にご応募いただいた藤沢市の「都市ボランティア」

市民の皆さんのオリンピックに向けた盛り上がりはいかがですか?

オリンピックが開催されるにあたり、藤沢市では”市民参加型のオリンピック・パラリンピック競技大会を推進する”ことを柱に据えて、オリンピック・パラリンピックの取組を進めていますが、その最も代表的なものが「都市ボランティア」です。藤沢市で募集した都市ボランティアの1次募集(リーダー候補)については、定員100名に対し565名、2次募集については定員800名に対し2506名もの応募をいただくなど、ボランティアに関する市民の盛り上がりを実感しています。都市ボランティアの皆さまには2020(令和2)年には藤沢市の「顔」としてご活躍いただきます。

「セーリングワールドカップシリーズ江の島大会2018」でご活躍のボランティアの皆さん
「セーリングワールドカップシリーズ江の島大会2018」でご活躍のボランティアの皆さん

市民が主体となる「2020応援団 藤沢ビッグウェーブ」

――そのほか、注目すべき取り組みはありますか?

注目されているのが、市民が主体となる「2020応援団 藤沢ビッグウェーブ」です。「2020応援団 藤沢ビッグウェーブ」に登録すると藤沢市のオリンピック・パラリンピック関連や、2020(令和2)年をきっかけに藤沢を盛り上げていくイベント等のお知らせがLINEやメルマガで届きます。そして、もっとオリンピックに関わりたいという熱い思いを持っていらっしゃる団員の方からアイデアをいただくイベントを実施し、多くの企画が生まれました。藤沢を訪れる方々のおもてなしをする企画など、様々な企画が現在進行中です。団員登録は、LINEやメルマガで簡単に行っていただけます。すでに15,000人以上の方が団員となってくださっています。ぜひご登録ください。2020(令和2)年に向けて藤沢市を盛り上げていきましょう!

「2020応援団 藤沢ビッグウェーブ」
「2020応援団 藤沢ビッグウェーブ」

藤沢市の環境、そして人々の魅力にふれてほしい!

――最後に、藤沢の街の魅力について教えてください

陽光がきらめく湘南海岸に面し、そして緑あふれる藤沢市は風景・環境も魅力的ですが、そこにお住いの皆さん、そして活動する皆さんもとても魅力的な方ばかりです。「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開催時には、日本中の皆さん、そして世界中の皆さまにぜひ藤沢市にお越しいただき、会場となる江の島の魅力、そしてそこで活動する人々の温かさや情熱にふれていただければと思います。皆様のお越しをお待ちしています!

富士山と藤沢の海
富士山と藤沢の海

 

藤沢市役所
藤沢市役所

藤沢市

生涯学習部 東京オリンピック・パラリンピック開催準備室
所在地:藤沢市朝日町1-1
TEL:0466-25-1111
URL:https://fj-games2020.jp/
※この情報は2019(令和元)年8月時点のものです。