住みたい街として支持をあつめる藤沢、その魅力と人気の秘密に迫る

藤沢市は湘南エリアの拠点として発展した。とくに「藤沢」駅周辺はショッピング施設に恵まれ、江ノ島にもアクセスしやすいことから湘南ならではのリゾートライフを楽しむ人が多く暮らす。住みたい街として人気を保ち続ける藤沢の魅力を多方面から探ってみた。

暮らしやすさが評価され、今後も人口が増加

藤沢市が発表した「2017年度 藤沢市将来人口推計」によると、藤沢市の人口は2030(令和11)年まで人口が増え続ける見込みとなっている。地区別に見てみると、藤沢地区は2020(令和11)年以降も2045(令和26)年まで増加を続けると推測される。これはファミリー世帯の流入が主な要因と考えられ、年代別に見ると、0~14歳の世代の比率は2015(平成27)年の12.9%よりは下がるものの、2045(令和26)年でも11.3%となっている。また、藤沢市は周辺自治体と比べ単身者世帯比率が高く、世帯数も多い。藤沢市はファミリー世帯だけでなく、単身世帯を含むあらゆる世代が暮らしやすい街であると考えられる。

藤沢地区の人口推移の予測(引用:藤沢市HP)
藤沢地区の人口推移の予測(引用:藤沢市HP)

藤沢市の世帯数の推計(引用:藤沢市HP)
藤沢市の世帯数の推計(引用:藤沢市HP)

全国のビジネスパーソンを対象に実際に住んでいる(直近で住んでいた)街に対する「住みよさ」に関する32項目のインターネット調査を行った日経BP総研「シティブランド・ランキング 住み良い街2017」では、藤沢市は全国で17位、神奈川県ではトップの「住みよい街」に選ばれた。

また、全国の20~40代の主婦を対象に日常生活における幸福度に関する調査をした学研パブリッシングの「主婦が幸せに暮らせる街ランキング」でも藤沢市は全国で最も幸せ度が高い街に選ばれている。これらの結果は藤沢市の暮らしやすさを反映したものと言えよう。

東京都心方面に3路線を利用可能

藤沢駅
藤沢駅

交通アクセスの利便性の高さも暮らしやすさに影響している。「藤沢」駅からはJR東海道線、JR湘南新宿ライン、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄線の4路線を利用できる。「東京」駅や「品川」駅にはJR東海道線、「新宿」駅にはJR湘南新宿ラインと小田急江ノ島線、「渋谷」駅にはJR湘南新宿ライン、「横浜」駅にはJR東海道線とJR湘南新宿ラインでそれぞれダイレクトアクセスとなり、東京都心や横浜市中心部への移動もスムーズだ。

「藤沢」駅は路線バスの拠点にもなっており、周辺エリアへ向かうバスのほか「羽田空港」への直通バスも発着する。旅行や出張の際のアクセスにも恵まれている。

スーパーマーケットが多数、大規模ショッピング施設も使いやすい

ダイエー 藤沢店
ダイエー 藤沢店

藤沢周辺には日常の買い物に便利なスーパーマーケットが多く、買い物の利便性も高い。とくに「ダイエー 藤沢店」は23時まで、「サミットストア 藤沢駅北口店」は22時45分まで営業しており、帰宅が遅くなっても安心だ。藤沢周辺では地元産の新鮮な野菜や魚介類が手に入る店が多いこともうれしい。

テラスモール湘南
テラスモール湘南

週末のまとめ買いに便利な「湘南モールFILL」、「テラスモール湘南」、「ららぽーと湘南平塚」にも電車や自動車でアクセスしやすい。これらの大規模ショッピング施設では買い物ついでにスポーツやカルチャーを併せて楽しめることも魅力だ。

人気のレジャースポット、江ノ島が身近

神奈川県立湘南海岸公園
神奈川県立湘南海岸公園

藤沢市は「東洋のマイアミビーチ」とも呼ばれ、マリンスポーツのメッカとして親しまれてきた。江ノ島電鉄線や自動車を使えば江の島にも短時間でアクセス可能。「新江ノ島水族館」や天然温泉を楽しめる「江の島アイランドスパ」など人気のレジャー施設、おしゃれなレストランやカフェも充実し、思い思いの休日を満喫できる。2020年東京オリンピックではセーリング競技が行われることになっており、熱戦を身近で感じられることも魅力になる。

新林公園
新林公園

藤沢周辺には「辻堂海浜公園」や「新林公園」など大規模公園もあり、ファミリーでのんびりと休日を過ごすのも楽しい。少し足を延ばせば鎌倉や丹沢、箱根など自然や文化を満喫できる人気のスポットが豊富で、休日の楽しみは尽きない。

子育て支援に恵まれた藤沢市、高等学校も豊富

藤沢市では子育て支援が充実していることでも知られている。医療費助成は小学6年生まで通院、入院ともに所得に関係なく助成されるほか、保育施設の整備も積極的に行われており、2017(平成29)年4月からの1年間で、499人の定員拡大が実現している。2020(令和2)の4月にも592人の定員拡大を予定しており、子育て環境の向上に向けて力をいれていることがわかる。「子育てネットふじさわ」や「子育てメールふじさわ」を運営するなどインターネットを活用した子育て支援も行われている。このような取り組みが評価され、「にっぽん子育て応援団」の子育てに関する調査・評価で全国104の自治体中3位に選ばれた。

神奈川県立湘南高等学校
神奈川県立湘南高等学校

藤沢市の公立中学校の全国学力テスト結果はすべての科目で神奈川県平均を上回っていた。これは藤沢市内の教育が充実していることの表れと考えられる。また、藤沢市内には進学校として知られる「神奈川県立湘南高等学校」をはじめ、公立・私立併せて高等学校が17校あるほか、さらに横浜市東部の高等学校にも通学しやすい。進路の選択肢に恵まれていることも魅力だ。

都市インフラ整備が続き、資産価値も安定

藤沢市は公共施設も充実している。図書館が4館と公民館・市民センターに併設されている図書室が11館あり、身近で本の貸し出し・返却が可能だ。温水プール、トレーニングルームなども格安の利用料で利用できる。

藤沢市内では都市インフラの整備も続けられている。2017(平成29)年11月に「湘南慶育病院」が開院したほか、2018(平成30)年7月に「藤沢市民病院」の再整備が完了するなど医療機関が充実。また、「藤沢」駅北口のべテストリアンデッキの再整備、駅前広場のリニューアルも2019(令和元)年に完成した。

このような背景もあり、藤沢市内の物件は人気を保ち続け、ここ10年間価格は上昇傾向にあるという。藤沢は資産価値という点からも魅力が多い。