四季折々の花や生き物を観察できる壮大なスケールの公園

泉の森

泉の森
泉の森

神奈川県大和市では、昭和後期、洪水を防ぐ調整池を作ることに。同時に治水機能はそのままにして、湿地の特性や周辺樹林地と一体になった水辺空間を活かした公園造りが進められた。それがこの「泉の森」だ。

泉の森
泉の森

広大な土地には木々が生い茂り、マラソンをする人や犬の散歩をする人、元気に走り回る子どもたちなど、近隣住民の憩いの場所になっている。職場などでついつい自慢したくなる街のシンボルだ。

「泉の森」で行われる「泉の森観察会」
「泉の森」で行われる「泉の森観察会」

清らかな水と豊かな木々は多くの生き物たちを引き寄せる。ギンヤンマ、アゲハチョウ等多くの昆虫が生息し、カワセミをはじめとした約80種の野鳥を見ることができる。野鳥観察デッキでは、よく見かける鳥の案内が掲げられている。こうして自然の中で勉強することで、自然の生態系を少しずつ学ぶことができる。

「緑のかけ橋」
「緑のかけ橋」

この公園は散策もおすすめだ。泉の森のシンボルである「緑のかけ橋」は木製の橋。その下には小川が流れ、森の中にオアシスが現れたようだ。一帯では湿生植物が、ショウブ田となっている下流ではハナショウブやアヤメが5月から6月にかけて観察できる。

「泉の森ふれあいキャンプ場」
「泉の森ふれあいキャンプ場」

園内にある「泉の森ふれあいキャンプ場」では、子どもから大人まで、かまどを使ったバーベキューを楽しめる。予約は必要だが、利用料は無料だ。3~11月はいつでも、12~2月は週末と祝日のみ開放している。かまどは全部で16もあり、団体利用も可能。もちろん家族で楽しむこともでき、親戚が遊びに来た時や職場の親睦会で利用するのもよさそう。

コブシの花
コブシの花

季節を感じることができるのも「泉の森」の魅力だ。3月下旬になると桜の開花時期が気になってワクワク。6月はハナショウブやアジサイ、9月はヒガンバナが見頃になる。

クイズ方式の案内
クイズ方式の案内

歩いていると、ところどころに木々の案内が置かれている。その仕組みはユニークで、答えが隠された状態になっており、上の板をめくると答えが現れるという仕掛けだ。子どもたちの好奇心を刺激してくれる楽しい工夫だ。

子どもたちが自然を教科書に多くを学ぶことができる
子どもたちが自然を教科書に多くを学ぶことができる

さらに「泉の森」では様々なイベントも開催されている。郷土民家園で行われるコンサートは風情があって雰囲気が良い。子どもたち向けには、大自然を教科書にして、花や野鳥のことを勉強するイベントも。デジタル化が進む現代において「泉の森」で過ごす時間は貴重なものになるだろう。

泉の森
所在地:神奈川県大和市上草柳1728 (自然観察センター・しらかしのいえ)
電話番号:046-264-6633(自然観察センター・しらかしのいえ)、046-260-5790(郷土民家園)
開館時間:自然観察センター・しらかしのいえ 9:00~17:00、郷土民家園9:00~16:30
休園日:なし(自然観察センター・しらかしのいえと郷土民家園は月曜定休)
http://www.yamato-zaidan.or.jp/izumi

詳細地図