綱島エリア再開発特集コラム

大規模プロジェクトが続々と進行中!今後の発展が期待される「綱島」駅周辺

住みたい沿線ランキングで上位をキープする東急東横線。なかでも「渋谷」駅から急行でわずか20分という好立地に恵まれた「綱島」駅周辺は、にぎやかな商店街やスーパーマーケットなどショッピング施設が充実し、暮らしやすい街として人気を集めている。そんな「綱島」駅周辺では現在、東急・相鉄直通線の整備や「パナソニック綱島事業所」跡地など都市インフラの再整備が進行中。今後はさらに快適な暮らしが実現しそうだ。

綱島温泉の歴史を受け継ぐ「綱島源泉 湯けむりの庄」が2016(平成28)年4月に開業

「綱島」駅
「綱島」駅

「綱島」駅周辺では大正時代に温泉が湧き出していた。1926(大正15)年の東京横浜電鉄(現・東急東横線)の「丸子多摩川(現・多摩川)」駅から「神奈川」駅間の開通に伴い、「綱島温泉(現・綱島)」駅が開業すると、交通アクセスが向上したこともあり、東京の奥座敷としてにぎわいをみせたという。

温泉旅館が建ち並び活況を呈した綱島温泉だったが、都市化や宅地化の進展に伴い、温泉旅館は次第に住宅などに変化。最後まで営業を続けていた「綱島温泉東京園」も2015(平成27)年5月に休業した。

綱島源泉 湯けむりの庄
綱島源泉 湯けむりの庄

一方、2016(平成28)年4月にフィットネス施設を併設した日帰り温泉「綱島源泉 湯けむりの庄」が開業した。施設内には毎分240リットルの源泉を使用した様々な種類の浴槽や岩盤浴、食事処やリラクゼーション施設が入るほか、ヨガやダンスなどが学べるフィットネスも併設するなど、温泉だけではない魅力もつまっている。綱島温泉の歴史を受け継いだ新たな東京の奥座敷の姿にも注目が集まりそうだ。

東急・相鉄直通線「(仮称)新綱島」駅周辺の街づくりも加速

「(仮称)新綱島」駅周辺の再開発計画予定図(提供:横浜市都市整備局)
「(仮称)新綱島」駅周辺の再開発計画予定図(提供:横浜市都市整備局)

「綱島温泉東京園」の休業は、東急・相鉄直通線の工事の影響によるものだ。この路線は「日吉」駅と「西谷」駅を結び、途中「(仮称)新綱島」駅と「(仮称)新横浜」駅の2駅が設けられる。「(仮称)新綱島」駅は「綱島」駅の東、綱島街道付近の地下に造られ、「綱島」駅周辺から「新横浜」駅方面へのアクセスや、東海道新幹線の乗り換えも便利になりそうだ。

「新綱島」駅の完成予想図(提供:横浜市都市整備局)
「新綱島」駅の完成予想図(提供:横浜市都市整備局)

「(仮称)新綱島」駅周辺では、再開発事業で地下1階・地上28階建てと地上6階建ての複合ビルを整備する計画がある。下層階にはショッピング施設や公共施設の「区民文化センター」などが入る予定で、綱島エリアでの買い物がより便利になるだけでなく、文化芸術活動の拠点も誕生することになる。

綱島街道の拡幅やバスターミナルの整備も行われ、綱島街道の混雑緩和や電車とバスの乗り継ぎの改善など、周辺住民にも大きなメリットをもたらすことだろう。

次世代型の都市が誕生しつつある「Tsunashima SST」

「綱島」駅の北側、綱島街道沿い綱島東四丁目の「パナソニック綱島事業所」跡地でも、新たな街づくりが行われている。この場所では、約100戸の集合住宅に加え、ユニーの大型ショッピング施設「アピタ 横浜綱島店」や保育施設も整備される予定。アップルの研究開発センターがこの地にオープンすることでも注目を集めた。このランドマークとなる建物には、従来に比べエネルギー使用量を削減し、敷地内に樹木を新たに植えたり、屋上の緑化や水の再利用を行ったりするなど、環境に配慮した設備が設けられる予定になっている。

タウンマネジメント拠点内には、JXエネルギー株式会社のタウンエネルギーセンターや水素活用拠点、慶應義塾大学の国際学生寮が設置される予定となっており、研究者の実践的取り組みや、学生の主体的取り組みを促す仕掛けが用意されている。

「Tsunashima SST」の完成予想図
「Tsunashima SST」の完成予想図

この新しい街は、全体でも次世代都市型スマートシティ事業「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン(Tsunashima SST)」として、水素エネルギーや次世代型移動手段を採用し、環境に配慮していることも特徴で、日本で最先端の暮らしを体験できる街になる。

新路線の開通や新たな街の誕生で、さらに暮らしやすくなりそうな「綱島」駅周辺。住まいの場としての人気はますます高まりそうだ。