エリアコラム

再開発により変貌した、便利に暮らせる東海道の拠点「戸塚」

戸塚は江戸時代、東海道の宿場町として栄えた歴史を持つ。1939(昭和14)年、横浜市の一部となり戸塚区が誕生。水や緑の豊かな自然にも恵また環境の中、市内の拠点都市の一つとして発展した。近年は再開発が進み、さらに住み良い町として進化を続けるエリアである。

江戸時代に宿場町として栄えた「戸塚」エリア

歴史ある「冨塚八幡宮」
歴史ある「冨塚八幡宮」

現在の戸塚区戸塚町は、地名の由来ともいわれる古墳時代の前方後円墳や平安時代に創建されたと伝えられる「冨塚八幡宮」といった神社がある。戸塚町の町域は、江戸時代に東海道の宿場町として栄えた「戸塚宿」があった場所で、「戸塚宿」は東海道の起点の日本橋からの距離が一泊目に程良いことから、特に賑わう宿場として発展した。最盛期には、東海道五十三次中、旅籠数は小田原宿に次ぐ規模であったといわれている。

田園風景が保存された「舞岡公園」
田園風景が保存された「舞岡公園」

柏尾川沿いの桜は、江戸時代の1856(安政3)年に植樹されて以降、名所として知られ、近年は「柏尾川プロムナード」も整備されている。少し足を伸ばせば、昔ながらの田園風景が広がる「舞岡公園」や「阿久和川プロムナード」など、今も自然が残されているエリアが多く、発展した都市の利便性を享受しながら、緑を身近に感じながら散策を楽しめる。また、旧東海道の「戸塚宿」から「保土ヶ谷宿」や「藤沢宿」に至る区間には多くの寺社や史跡、碑、石仏が残るほか、案内板も設置されているので、歴史散策を楽しむのもおすすめだ。

都心へのアクセスに優れたターミナル駅「戸塚」

東京都心へも通いやすい「戸塚」駅
東京都心へも通いやすい「戸塚」駅

「戸塚」駅には、東海道線、湘南新宿ライン、横須賀線のJR線と、横浜市営地下鉄ブルーラインが乗り入れるターミナル駅である。東海道線に乗れば「東京」駅まで直通で35分、湘南新宿ラインに乗れば「新宿」駅まで直通で40分と都心主要部へのアクセスが良い。横須賀線には成田空港に向かう「成田エクスプレス」も通る。ハブ化によって国際線が増発している羽田空港へも45分と、空路に対する利便性も高い。東海道線・横須賀線を利用すれば箱根、伊豆、鎌倉など観光地へのアクセスもよく、レジャーの行動範囲も広がる。横浜市営地下鉄ブルーラインは、「上大岡」駅、「関内」駅、「湘南台」駅などにもダイレクトにアクセスできる。

「戸塚」駅西口再開発によって利便性が向上

「戸塚」駅西口の様子
「戸塚」駅西口の様子

「戸塚」駅周辺は江戸時代、宿場町として栄えていたことから狭い道路や込み入った街区、細分化された地割などによって、都市としてのインフラ整備が遅れている面があった。1960年代に入ると、「戸塚」駅周辺の区画整理・再開発の検討が始まり、1986(昭和61)年には東口再開発ビル「ラピス」がオープン、1989(平成元)年に横浜市営地下鉄「戸塚」駅開業と開発が進み、1990(平成2)年には「戸塚駅東口地区第一種市街地再開発事業」が完了、東口の整備が先行して進められた。西口では「戸塚駅西口第1地区第二種市街地再開発事業」が1997(平成9)年に着手された。2009(平成21)年には再開発事業地に隣接する「サクラス戸塚」がオープン、2010(平成22)年には「トツカーナモール」や「東急プラザ戸塚」、「戸塚パルソ」が開業した。「横浜市戸塚区役所」と「第2交通広場」が2013(平成25)年に整備され、「戸塚駅西口第1地区第二種市街地再開発事業」は完了した。

「戸塚」駅西側と東側をつなぐ「戸塚大踏切デッキ」
「戸塚」駅西側と東側をつなぐ「戸塚大踏切デッキ」

「戸塚駅周辺整備事業」により、再開発事業地の外周道路と柏尾川プロムナードの整備が進められた。また、「戸塚駅前地区中央土地区画整理事業」によって「戸塚大踏切デッキ」や「都市計画道路柏尾戸塚線」のJR線アンダーパス部分も開通し、「戸塚」駅東西間の自動車交通も円滑になった。現在も「戸塚駅西口第1地区第二種市街地再開発」や「戸塚駅西口第3地区計画」といった再開発が進んでおり、今後更に利便性が向上することが予想される。

商業施設が多くショッピングを楽しめるエリア

再開発によって誕生した「トツカーナモール」
再開発によって誕生した「トツカーナモール」

「戸塚」駅周辺には「戸塚モディ」や「トツカーナモール」、「東急プラザ戸塚」、「サクラス戸塚」といった大型商業施設が駅前に集まり、ショッピングを楽しむことができる。「戸塚パルソ」には地元で長年愛されてきたお店が再開発によって移転しており、人情味ある接客も魅力となっている。女子会やママ友会にぴったりなおしゃれなカフェも多く、日常の生活に彩りをあたえてくれる。

保育施設も駅前に点在し、利用しやすい

「横浜市立戸塚小学校」入り口
「横浜市立戸塚小学校」入り口

戸塚町の通学指定校である「横浜市立戸塚小学校」は、1873(明治6)年に創立された「富塚学舎」を前身とする伝統ある学校である。「明日葉保育園 第三戸塚園」や、「グローバルキッズ戸塚園」などの保育施設も駅前に複数あり、「戸塚共立おとキッズクリニック」や、「戸塚共立第2病院 」など、小児科の診療を行う医療機関も駅から徒歩圏内にあるため、子育て世代には暮らしやすい街といえる。

家族でスポーツを楽しめる環境も整う

「戸塚」駅徒歩3分の「横浜市戸塚スポーツセンター 」
「戸塚」駅徒歩3分の「横浜市戸塚スポーツセンター 」

「戸塚」駅東側にある「横浜市戸塚スポーツセンター 」をはじめ、「スポーツクラブNAS 戸塚」や、「東急スポーツオアシス 戸塚店」などの施設も充実している。体の健康を考えると、こういったスポーツ施設が身近にあるのは心強い。「よこはまウォーキングポイント」や「よこはま健康スタンプラリー」といった健康増進イベントも横浜市では行っているため、家族で楽しめそうだ。