TREE MUSIC ROOM代表 「たまプラーザ主婦の為のグリー教室」講師 堀江小綾さん インタビュー

歌を通して自分らしく輝ける場をつくる、地域密着型グリー教室を開催する「TREE MUSIC ROOM」

様々な人たちに歌う素晴らしさを伝えたい。そんな思いを胸に、総合音楽プロデュース事務所「TREE MUSIC ROOM」を立ち上げ、ボーカル教室「たまプラーザうたの教室」や、主婦のためのグリー教室「グリームガールズ」を開校した堀江小綾さん。メンバーは、子育て奮闘中のママから還暦を迎えた主婦まで、さまざま。数々のメジャーアーティストのボイストレーナーとして活躍してきたご本人に、たまプラーザで育てている“誰もが自分の声に出会える場”と地域の魅力について伺いました。

歌う喜びを多くの人に届けたい

「TREE MUSIC ROOM」を立ち上げた堀江さん
「TREE MUSIC ROOM」を立ち上げた堀江さん

――歌の道に進まれたきっかけを教えてください。

堀江さん:幼少時から音楽が大好きで、エレクトーンを弾いたり、吹奏楽部で部長をしたりと、音楽だけが取り柄だったんです。ドリカムに憧れていたので、歌を本格的に勉強するために大阪の専門学校で習い始め、そこで自分にとって一番の師匠、池末信先生に出会いました。日本を代表するゴスペルグループ「The Soulmatics」のリーダーです。「歌を歌うこととは?」という原点にやっと立てたというか、彼の歌に動かされて、自分の歌で周りの人を幸せな気持ちにさせられたらと思うようになったんです。

幼少時から音楽が大好きだった
幼少時から音楽が大好きだった

堀江さん:もともと自ら曲を書いてバンド活動をしたかったので、ゴスペルと並行して続けていました。バンドメンバーだった主人と上京し、バイトをしながらR&Bでメジャーデビューを目指していたこともありますが、なかなかうまくいかずに途方に暮れていた26歳の頃に、横浜のスクールで指導する機会をいただいて。勉強を深めるなかで、教えることに人前でライブをするのと同じだけの価値を感じるようになりました。

その活動がきっかけで、EXILEのスクールにスカウトされ、2007(平成19)年からEXILE、三代目J SoulBrothers、E-girlsなどのメジャーアーティストのトレーニングを担当するなかで、ボーカルトレーナーとしての自信がついてきました。

――総合音楽プロデュース事務所 「TREE MUSIC ROOM(ツリーミュージックルーム)」を設立された経緯は?

堀江さん:EXILEのスクールには、EXILEが好きな子しか集まってこないので、もっと幅広い層に歌を伝えていきたいと思って、妊娠を機に弟が住んでいたたまプラーザに引っ越し、スタジオ用に一軒家を借りて独立したんです。
その後、2人目が生まれたので、子育てをもう少し丁寧にやりたいと思って、住まいと仕事場を分け、「STUDIO21」をレッスンの場として利用するようになりました。個人レッスンやグループレッスン、幅広い年代の“歌好き”が集う「横浜グリー部」などの活動もしています。

誰もが心と身体を開放し、自分に戻れる場を

「本当の自分」に出会える場
「本当の自分」に出会える場

――「たまプラーザ主婦のためのグリー教室“グリームガールズ”」の活動について教えてください。

堀江さん:グリームガールズは、主婦のためのコーラス部で、毎週水曜日に集まっています。一番大事にしているのは、皆さんが週に一度、「主婦」から離れて自分に戻れる場をつくること。みんなで流行の歌や、定番の曲をワイワイ歌ってイェーイ!というのも素敵だし、そういうグループもたくさんあります。ですが、私はトレーナーでありミュージシャンでもあるので、レッスンは、みなさんが心から歌える様な選曲とオリジナルアレンジ、そしてギタリストの生の伴奏など、まるで好きなアーティストのライブで自分自身を解放するような場所にしたいと考えています。あくまで趣味の方向けですが、だからこそホンモノの音楽を触れることで、ツリーミュジックルームのコンセプトである、「本当の自分に出会える」につながると思っています。

「たまプラーザ ギター教室」の講師、高井城治さん
「たまプラーザ ギター教室」の講師、高井城治さん

――教室は迫力がありますね!日頃のストレスも発散できそうです。

堀江さん:そうなんです。体験に来るだけでも勇気がいりますが、皆さんとても喜んでくださって。働きながら主婦をされている方もいますし、「介護の仕事で大変だけど、ここがあると思うと一週間頑張れる」、「○○くんのママ、○○ちゃんのママだけにならずにいられる」と、励みにしてくださっているメンバーもいます。少し無理してでも外に出たほうが、子育ても楽しくなりますし、ライブに向けてそれぞれの気持ちをシェアするなかで、生活にもハリが出るみたいです。体調を崩されたり病気で手術を受けたりで、休まれる方も多いのですが、必ず戻ってきてくれます。

思いっきり歌って、踊って
思いっきり歌って、踊って

堀江さん:ゴスペルは私のルーツですし、一人では出し切れない表現やそれぞれの熱い想いを引き出すのに最適なので、メンバーにとってリアルな歌や歌詞を集めてゴスペル風にアレンジしています。地元のイベントやお祭りには、年に3~4回は出演するのですが、衣装にも凝っていて、お客さんに「すごく本格的ですね!」と驚かれます。その結果、敷居が高く見られてしまうのが課題なのですが、趣味こそ真剣にやったほうが絶対に面白いし、楽しいはず。

今後はライブ出演の機会を増やして、より多くの人に参加してもらえたらと思っています。ただ、大きなスクールだと、生徒さんとの関係がどうしても薄くなってしまいますし、この街で続けることに意義があると思っているので、一人ひとりと会話できる規模を保ちつつ、メンバーがずっと心地よくいられる場所を育てていきたいですね。

新たな一歩や子育てにも優しい可能性に満ちた街

グリームガールズの皆さん
グリームガールズの皆さん

――ご自身が感じるたまプラーザの街の魅力はなんですか?

堀江さん:生活と遊びと仕事が全部できて、自分でいくらでもチャンスや可能性を作れる街であること。暮らしはじめて6年ですが、スタジオもあるし、人と会いたければカフェもあるし、快適すぎて離れられないですね。今後、大きなマンションやコーワキングスペースができるので、外から移り住む方も増えると思いますし、現時点でも移住者の方々が経営するこだわりのある個人店が少しずつ増えているんですよ。私自身、新しくジャズバーをオープンした方と知り合って、お店でライブさせてもらったり、地元でいい音楽を聞かせたいねと意気投合したり。今後も外からの風で、どんどん盛り上がると思います。

――子育て環境としては、いかがでしょうか?

堀江さん:文句のつけようがないほど、なんでも揃っているので、お休みの日も街の外に出る必要がなく、ありがたいですね。「グリームガールズ」のメンバーも、よく「川は超えられないですよね」と言っています。私には1歳と4歳の子どもがいるのですが、駅ビルの「たまプラーザテラス」の存在は大きいです。雨が降っても、子どもはどうしても動きたがりますし、家にいると飽きてしまうのですが、あそこに行けば遊べますし、ママ同士の出会いも必ずあります。新生児の子育てをしていると、しんどい時期もあるので、子どもにもママにも優しい環境だと思います。緑が豊かな公園も多く、思いきり遊べますよ。

――これからこの街で暮らしたいという方に向けて、メッセージをお願いします。

堀江さん:色んなことを発信できる場所なので、面白いアイデアがあったり、何か仕掛けたい方に来て貰えたら嬉しいですね。是非新しいことを一緒にやりましょう。

堀江さん
堀江さん

TREE MUSIC ROOM 代表
「たまプラーザ主婦の為のグリー教室」講師

堀江小綾さん
URL:https://sayatreemusicroom.theblog.me/
※この情報は2017(平成29)年9月時点のものです。