インタビュー

親子のスキンシップを楽しみながら、育児のストレスも解消する「リズム遊び親子サークル プリン」

グリーンライン「高田」駅近くにある「高田地域ケアプラザ」では、毎月2回から3回の頻度で「リズム遊び親子サークル プリン」が活動をしており、子どもたちとママが一緒になって、楽しそうな声を響かせている。
このサークルは1歳児と2歳児の2つのグループで別の時間に活動しており、今回取材に訪れたのは、2歳児の活動時間。時には1、2歳児が同時に活動をすることもあるという。
リズム遊びの時間は45分間。ピアノの音が鳴り始めると、経験豊富な千野先生のリードで、子どもたちは想像の世界に入り込んでいく。音が大きく響けば、大きくジャンプ。小さく鳴ればちょっと小声に。車に乗った気分で走り回ったり、ママのひざの上に乗って甘えたり、わらべうたを楽しんだり、絵本の世界に入ったり、45分間はあっという間に過ぎてしまう。最後にはみんなでお片付けをして、先生とバイバイのハイタッチ。終わる頃にはママもすっかり笑顔になっている。
今回はこちらのサークルの立ち上げ当初から関わっている、講師の千野千枝子先生に、リズム遊びの魅力と地域の魅力についてお話を聞いた。

絵本もただ読んで聞かせるだけでなく、登場人物になりきりながら
絵本もただ読んで聞かせるだけでなく、登場人物になりきりながら

子どもが小さな時期だからこそできるスキンシップを大切に

――まず、サークルの概要について教えてください。

私たち「プリン」は、ひと月に2回から3回、この「高田地域ケアプラザ」を使って、1歳児の親子と2歳時の親子の、2つのグループで活動をしています。「リズム遊び」というのがテーマでして、リトミック、わらべうた、楽器あそび、ダンスなど、音楽を使ったいろんな遊びを組み合わせて、親子で一緒に楽しんでいます。最近はママだけでなくパパが参加してくれることも多くなりました。今は1歳児のグループが5組、2歳児のグループが10組ほどで活動しています。
音楽を使って身体を動かしたり、歌ったり、ダンスをしたり、パン屋さんになってみたりしながら、「親子でふれあえる」という遊びをなるべく取り入れていますので、お子さんが小さな時期だからこそできるスキンシップを、沢山、味わってほしいと思っています。

親子で一緒に遊べるリズム遊びのプログラムが多い
親子で一緒に遊べるリズム遊びのプログラムが多い

――「プリン」を始めたきっかけについて教えてください。

最初に「プリン」を立ち上げたのは1999(平成11)年で、私の第1子が1歳になった時でした。同じ年代のママ友たちとみんなで集まって、「親子で一緒に遊べるサークルが作れたらいいな」ということで立ち上げました。
もともとはリズム遊び以外にもいろいろな遊びをやっていたサークルで、私はその中の、リズム遊びの回を担当していました。何年かで子どもたちはサークルを卒業していったわけですが、その後も私はずっと関わらせていただいていて、今ではリズム遊びだけのサークルになっています。

季節の遊びも取り入れながら
季節の遊びも取り入れながら

――リトミックとリズム遊びの違いは何ですか?

ここではリズム遊びの中にリトミックを取り入れる形でやっています。リトミックの要素もやりつつ、楽器を使ってみたり、ペープサートを見てみんなで歌ってみたり、リズム遊びの中でも特に楽しいと思うものを取り入れて、独自に組み合わせたプログラムにしています。
「わらべうた」をたくさん歌うのも特徴です。わらべうたって、今は聞くことも歌うことも少なくなりましたよね。でもその中には、日本人の私達の心にすごく合うリズム感やテンポ感があって、とても魅力的なものなんです。ですから、「プリン」ではわらべうたも沢山、ママと一緒に歌っていますし、おうちでも子どもと一緒に歌ってもらえたらいいな、と思っています。

落ち葉遊びの様子
落ち葉遊びの様子

子どもが小さい今だからこそできる遊び、たとえば、おひざに乗せて、目と目を合わせて、ふれあって、たくさんスキンシップをして、という感じで、今だけの時間を楽しんでいただきたいと思っています。ママとパパがしっかり向き合って、一緒に遊んで、たくさんふれあうことで、子どもの情緒は豊かに育っていきます。
それから、リトミックにはある程度決まったカリキュラムがあるわけですが、「プリン」ではカリキュラムにとらわれずに、楽器を使ったり、ペープサートを見てみんなで歌ったり、音楽遊びの中でも特に楽しいと思うものをいろいろ取り入れながら、プログラムを作っています。

子どもがかわいくて、子育てが楽しい!と思える時間

――リズム遊びの魅力はどんな点にあるとお感じですか?

音楽に乗って身体を動かしたり、みんなで声を合わせて歌ったりすると、ママも子どもも、心が晴れ晴れとしてくるんですね。だからママからも「プリンがあった日は、一日ずっと子どもの機嫌が良かった」なんて声を聞きますし、リズム感や音感も自然に養われていくと思います。そういった感覚は、無くても良いものなんですけれども、身についているとなお一層、日々の暮らしが豊かになって、楽しくなると思うんです。
ここに来たら、子どもだけではなくて、大人も「楽しかった」と思ってもらいたいんです。子どもと一緒に遊ぶことを通して、子育てをもっと楽しい時間として過ごしていただければ嬉しいです。

子どもとたくさん触れ合う機会をつくる
子どもとたくさん触れ合う機会をつくる

子どもが小さい期間というのは、実は、とても短い。だからこそその短い時間を親子で一緒に楽しんでほしいですし、また、一緒に遊ぶと、子どものかわいさが見えてくるんです。「ああ、かわいいなあ」って思える瞬間が沢山あったら、ママも「また子育てを頑張ろう!」と思えるでしょうし、音感やリズム感が身についていけば、幼稚園に入ってからもリズムに上手に乗って楽しめたり、ピアノの教室などでも役立つと思います。

――港北高田地域の子育て環境の魅力について教えてください。

私もここで子育てをしてきまして、11年前までここに住んでいましました。その時のお友達に話を聞いても、「高田の人たちはみんな温かい」という話を聞きますし、子育てを助けあって、みんなで楽しむことができる地域だと思います。
私自身も、この地域の多くの方たちに助けてもらって、支えてもらって、子育てをすることができたな、と思っています。公園に行けばいつものメンバーがいたり、病院でも、薬局でも、いろんなところで顔を覚えてもらって、声をかけてもらって、それがすごく支えになりました。

一緒に子育てを楽しむ環境
一緒に子育てを楽しむ環境

生活環境に関しても、港北ニュータウンへは車ですぐ出られますし、電車を使えば渋谷や横浜にも簡単に出られて、便利な街だと感じています。あと、子どもが大きくなると特に感じるのですが、大型のショッピングモールがそばにないというのは、子どもにとって「誘惑が少ない」という意味でも、安心して育てられる環境だな、と感じています。

参加されているママさん達にも高田の魅力を聞いてみました!

――高田地域ってどんな地域ですか?

参加者Aさん:ここは子育てをしているお母さん方が多いから、助け合えるような感じがありますね。公園に行けば誰かしらがいますから、一緒に遊べるし、そういう意味では、子どもが多い地域で良かったなって思います。年配の方もけっこういる地域で、お孫さんがいらっしゃるような方も沢山いらっしゃるので、多少迷惑をかけても温かく見守ってくださるのもいいですね。

参加者Bさん:公園や小学校、保育園、幼稚園が多いのも助かります。保育園もあちこちに新しくできてきているから、前よりも入りやすくなったんじゃないかな、って思います。

――買い物や医療面での便利さはどうですか?

参加者Cさん:便利ですね。近くに何か所もスーパーマーケットがあります。「オーケー」と「いなげや」にはよく行きます。小児科も近くにあるし、子どもを診てくれる歯医者さんもあるので、安心ですね。

オーケー 新吉田店
オーケー 新吉田店

――おでかけの時は、どのあたりに行くことが多いですか?

参加者Bさん:近場だと、センター北にはよく行きます。ほかには地下鉄で横浜に行ったり、東京方面も、東横線に出ればすぐ行けますから、1時間もあれば都内どこでも行けちゃいます。

――引っ越しをしてきて、地域の人や街の雰囲気について、どのように感じられましたか?

参加者Aさん:私が引っ越してきたところの周りは、おじいちゃん、おばあちゃんが沢山住んでいらっしゃる地区だったのですが、すぐに顔も名前も覚えてくれて、会ったらいつも挨拶を交わすようになれました。地域の方が温かくて、すごくいい環境だな、と思いましたね。

千野千枝子さん
千野千枝子さん

リズム遊び親子サークル プリン

リズム遊びインストラクター 千野千枝子さん
会場:高田地域ケアプラザ
神奈川県横浜市港北区高田西2-14-6
URL:https://rizumu-asobi.jimdo.com/
※この情報は2017(平成29)年11月時点のものです。