200年続く伝統を身近に感じられる

相模の大凧センター

相模の大凧センター
相模の大凧センター

「相模の大凧センター」は、天保年間(1830年から1844年)から行われてきたと伝えられている相模の大凧揚げ文化の保存・継承を図ることを主な目的に、凧づくり等の各種創作活動の場として利用できる施設である。一歩足を踏み入れた瞬間、目に飛び込んでくる大凧は、見るものを圧倒するほどの迫力がある。

相模の大凧センター
相模の大凧センター

相模の大凧あげの始まりは男子の誕生を祝った個人的な行事に始まり、地域の農作物の豊穣の祈願、住民のレクリエーションとしての地域的行事へと変わっていった。大凧に記される凧文字は1934(昭和9)年には皇太子殿下の御誕生を祝い「祝誕」、東京オリンピックが行われた1964(昭和39)年には「祝輪」など時代を反映する言葉が選ばれる。

相模の大凧センター
相模の大凧センター

凧を揚げる引き綱の端を結びつける「土俵」や凧を揚げる際に着用する衣装、凧をくみ上げる際に使用される「引き綱」「ひきかん」「糸目糸」など施設内では大凧に関する様々な展示物を鑑賞することができる。凧の製作過程を模したかわいらしいジオラマは、大凧ができるまでがよくわかる。切り絵作家「風祭竜二」氏による作品も展示されており、「相模大凧之図」など切り絵とは思えないほど繊細な作品を鑑賞できる。2階のギャラリーには、日本各地の凧や世界の凧の展示などが並ぶ。世界の凧は日本にはない独特のデザインのものが多く、いつまで見続けても飽きがこない。凧づくり、陶芸、手工芸、各種サークル活動に利用できる「工作室」も用意されている。

相模の大凧センター
相模の大凧センター

毎年春には、かながわまつり50選にも選ばれる「座間市大凧まつり」が行われる。座間の大凧あげは、江戸時代後期に端午の節句を祝う催しとして始まり、200年以上の歴史を持つ。現在の大凧は縦横13メートル、ビル4階分の高さに相当し、総重量は1トンにも及ぶ。2日間の日程では「わんぱく相撲」や「在日米陸軍音楽隊演奏」、「大凧お焚き上げ」など様々なイベントが催される。国の選択無形民俗文化財に指定される伝統行事、このエリアに住むなら是非とも参加したい。

相模の大凧センター
相模の大凧センター

 

相模の大凧センター
所在地:神奈川県相模原市南区新戸2268-1
電話番号:046-255-1311(れんげの里あらいそ)
開館時間:9:00~18:00(工作室の団体による専用利用は18:00~22:00)
休館日:年末年始(12月29日~1月3日)、他臨時休館日あり
料金:見学無料(工作の材料代は別途)
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/s..

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