川崎市立土橋小学校 校長インタビュー

川崎市立土橋小学校
校長 鈴木信一郎先生

機能的で開放的な校舎でのびのびと育む。
地域とともに歩む「川崎市立土橋小学校」。

2006(平成18)年開校と、新しい学校として知られる「川崎市立土橋小学校」。太陽光発電システム・全室冷暖房をはじめとした充実した設備と、地域や保護者とともに進めているコミュニティスクール皆の取り組みにより人気を集めている。今回はこちらの小学校で校長を務めておられる、鈴木信一郎先生にお話を伺った。

とてもきれいな学校ですね。開校の経緯について簡単に教えてください。

川崎市立土橋小学校 廊下

川崎市立土橋小学校」は2006年(平成18年)4月に開校した新しい小学校です。富士見台小学校、鷺沼小学校、宮崎小学校から子どもたちが集まり、開校しました。現在も児童数は約970名います。みんな毎日元気に過ごしています。

もともと「鷺沼プール」があった場所ということで、周囲は、他にも公園やグラウンドなどが整備されているようですね。

川崎市立土橋小学校 校庭

土橋小学校は、鷺沼プール跡地にできた学校ですが、隣にはふれあい広場、フットサル場、水道局の施設等があります。整ったよい環境だと思います。休み時間や授業で、ふれあい広場やフットサル場等も使わせていただいています。

特徴ある学校設備などについて教えてください。

土橋小学校は、特別教室(開放)棟と普通教室棟に分かれています。特別教室棟には、校務センター(職員室)や多目的ホール、体育館、地域交流室、パソコン室、図書閲覧室、図工室、特別活動室等があります。施設開放に対応した施設のつくりになっています。

特に多目的ホールは、音響設備も整っていて、200名ほど入れるスペースがあり、そこで中休みには、子どもたちの自主的なコンサートも開かれています。小グループの発表やクラスで発表する場合もあります。内容は、歌あり楽器の演奏あり、ダンスあり、自分たちで練習してきたものを子どもらしくのびのびと表現しています。保護者の方にもお知らせしているので、たくさんの方が見に来てくださっています。

太陽光発電システム、全室冷暖房、エレベーター、校内LAN、全面芝生の校庭など、とても設備が充実していますね。

川崎市立土橋小学校 太陽光

屋上にある太陽光発電システムで、どのくらい電力が供給できたか、発電状況が表示されます。環境教育の一環にもなっています。開校時より、全教室冷暖房完備、エレベーターや校内LANも設置されています。

川崎市立土橋小学校 男子トイレ

 芝生の校庭も本校ならではですね。川崎市でも全面芝生の学校は、珍しいと思います。かつては全面天然芝でしたが、今は一部分人工芝になっています。芝生の養生期間に関係なく使用できます。緑の芝生の上で遊んだり寝転んだり、語り合ったりしている子どもたちの姿を見ると心が和みます。

川崎市立土橋小学校 芝生

プールはシーズンが終わるとふたをしますが、その上に人工芝がはってあり、体育やちょっとした運動ができるスペースになっています。夏は水泳、それ以外は体を動かすスペースとして使えるのがありがたいと思います。

ガラス張りの教室が多く、とても開放的な雰囲気ですね。

川崎市立土橋小学校 採光

 採光にも意識した明るく開放的なつくりになっています。廊下を歩くと、子どもたちが学習に取り組んでいる姿が見えます。各階にサテライトがあります。

校章はとてもユニークですね。何をデザインされているのでしょうか?

川崎市立土橋小学校 校章

土橋地区は昔から筍の産地として有名で、「竹の里」と呼ばれていました。校章のデザインは、「竹」を軸に「4枚の竹の葉」で構成し「子どもたち」「学校」「保護者」「地域」を表し、4者が一体となって、新しい教育(コミュニティ・スクール)を目指す学校を象徴しています。また「4枚の竹の葉」が追いかける表現は、たゆまぬ活動的な学校教育の動きを表しています。

鈴木校長先生は3代目とのことですが、開校から先代が築いてきたこと、そして、鈴木校長先生ご自身がこれから力を入れていきたいと思っていることは何ですか?

川崎市立土橋小学校 鈴木先生

土橋小学校は、富士見台小学校、鷺沼小学校、宮崎小学校の3校のよさやカラーを引き継ぎつつ、この10年の歴史の中で、土橋小学校独自のカラーや雰囲気が形成されてきました。今年は開校10年目の節目の年を迎えます。11月には記念式典も行う予定です。今までの歴史を継承しつつ、お世話になった方々に感謝しながら、新たな土橋小学校としての一歩を踏み出していきたいと思っています。

「土橋小学校」の教育目標は何でしょうか?また、どのような学校を目指していますか?

川崎市立土橋小学校 職員

学校教育目標は「心豊かに、たくましく生きる力を育む土橋の子」、目指す学校像は「つながる心 ちからを合わせ はじける笑顔 しあわせいっぱい 土橋小」です。特に目指す学校像の言葉は、開校準備に携わった子ども委員の皆さんがつくったもので、子どもたちの素直な願いが込められています。また「つちはし」の言葉の折句になっています。この言葉は校歌の歌詞にも出てきて、子どもたちだけでなく、保護者や地域の方々にも知られています。今でもみんなの合言葉になっていて、様々な場面で呼びかけたり確認したりしています。

先生方が各階ごとにいることができるようにと、「職員サテライト」というものを設けているのも、子どもたちを見守るために面白い仕組みですね。

川崎市立土橋小学校 職員サテライト

普通教室棟の各階に職員サテライトがあります。子どもたちの身近なところに先生方がいます。すぐに教室に行けますし、安全面でもよいつくりだと思います。教材もサテライトに用意しておけば、すぐに教室で使えます。ただ、各学年の先生方は、サテライトで仕事をすることが多くなりますので、それぞれの学年間の交流や情報が共有しづらい時もあります。職員研修や様々な場面を通して、情報交換をしたり、みんなが一つになれるような活動を取り入れたりして、同僚性を高めています。

保護者だけでなく地域の人にも学校運営への参加を求める「コミュニティ・スクール」という新しい教育理念を掲げているということですが、「コミュニティ・スクール」についてもう少し教えてください。

川崎市立土橋小学校 壁面

本校はコミュニティ・スクールという新しいコンセプトをもって誕生した学校です。学校、保護者、地域が一体となって学校運営に参画し、子どもを見守り育てていくという考え方です。その運営の主体になっているのが、学校運営協議会です。委員は地域、保護者、学識者、教職員からなり、16名の委員で構成されています。

夏休みに入るとすぐに、チャレンジ学習があります。希望制で行いますが、2日間で延べ1100人程の子どもたちが参加する予定です。地域、保護者、教職員、中学生、小学校の先生方、多くの皆様に講師をお願いしています。内容も28の様々な講座が予定されています。

その他に、毎月第2月曜日の中休みに行われるふれあいマンデー、子どもたちの意見表明を大切に考えたしゃべるんDAY、地域の方々との交流の機会でもある土橋フェスタ午後の部、かけ算九九の習熟を図る放課後寺子屋等、様々な取組があります。

「地域に開かれた学校」をとても意識しているそうで、「地域開放用玄関」があるともお聞きしました。また、設計の段階から学校と地域が共に施設を利用できるように配慮されているそうですね。

川崎市立土橋小学校 特別棟

本校はコミュニティ・スクールということもあり、地域や施設開放にも対応したつくりになっています。特に北門側の入り口は、施設開放等で利用される方々が使えるような仕組みになっていて、入り口の所には受付があります。普通教室棟と特別教室棟とに分けた校舎のつくりも、地域に開放することを意識したものだと思います。

児童や保護者の皆様からは、どのようなご意見を頂くことが多いでしょうか?

川崎市立土橋小学校 保健室

施設が恵まれているとおっしゃる方はたくさんいます。真面目に学習に取り組もうとするお子さんもたくさんいます。授業も工夫して、分かる楽しい授業にしていかなければならないと思います。

また、コミュニティ・スクールならではの活動もあり、体験や人との関わりを大切に考えてらっしゃる方も多いようです。どの子もみんなが楽しく充実した学校でありたいと思いますし、今後も人権尊重教育に力を入れ、ちがいを認め合い、一人ひとりが生き生きと過ごせる学校を目指していきたいと思います。

ウェブサイトを拝見したところ、帰国子女の受入れを積極的に行っている印象があるのですが、実態についてはいかがでしょうか。

川崎市立土橋小学校 インドネシアの置物

帰国子女のお子さんは、多い学校だと思います。ただ、何か特別なことをしているわけではありません。子どもたちも日常的に帰国子女のお子さんが多いので、特別なとらえ方をしてないように思います。本校には「わかばの会」という保護者の方の会があります。海外生活を経験された方、これから行かれる方、海外生活に興味がある方、どなたでも入れます。情報交換をされたり、授業や行事等でご協力いただいたりすることもあります。

最後に、「土橋小学校」の周囲の環境について教えてください。特に、周辺の教育環境はいかがでしょうか?

川崎市立土橋小学校 図書室

区画されたきれいな街並み、住宅街という感じがします。公園や緑もあり、住環境・教育環境はよいと思います。

また、見識もあり、様々なご経験やお力を持ってらっしゃる方も多く、学校の活動にご協力いただいている方もたくさんいます。普段の学習の中では、体験できないようなお話をお聞きしたり、人との関わりという面でも、子どもたちに生き方や学びのヒント、アイデアをいただいたりすることもあります。人間関係が希薄になりつつある時代とも言われています。小さい頃から人と触れ合い、認めてもらったりほめてもらったりする経験は大切ですし、自尊感情の育ちにもつながると思います。

川崎市立土橋小学校 鈴木先生

今回、話を聞いた人

川崎市立土橋小学校
校長 鈴木信一郎先生

所在地:川崎市宮前区土橋3-1-11
電話番号:044-865-1535
URL:http://www.keins.city.kawasaki.jp/school/original/ke211501.html

川崎市立土橋小学校 校長インタビュー
所在地:神奈川県川崎市宮前区土橋3-1-11 
電話番号:044-865-1535

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