横浜市立大綱中学校 校長先生 インタビュー

周辺環境と大規模校ならではの特徴を活かす「横浜市立大綱中学校」

東急線「大倉山」駅から「横浜市立大綱中学校」までを歩くとき、その道程で誰もが似たような感慨を抱くかもしれない。それは、“人も街も落ち着いている”というものだ。閑静、または閑寂という意味での落ち着きではなく、いつでも笑顔になれる余裕をただよわせた落ち着きと表現したら良いだろうか。「横浜市立大綱中学校」を訪ね、学校、そして街について校長先生にお話を伺った。

仲間が多く、ライバルと切磋琢磨することができる環境

教育目標
教育目標

――まずは、「横浜市立大綱中学校」の歴史と教育目標について教えてください。

校長先生:本校の創立は、1949(昭和24)年4月15日です。職員数16名、生徒数437名で今日にいたる歴史が始まりました。1999(平成11)年には創立50周年、2009(平成21)年には創立60周年記念式典を挙行。“共に学び、自他を大切にし、たくましい、心豊かな人を育てます”を教育目標とし、日々取り組んでいます。

合唱コンクール3年生全体合唱の様子(提供:横浜市立大綱中学校)
合唱コンクール3年生全体合唱の様子(提供:横浜市立大綱中学校)

――「横浜市立大綱中学校」は生徒数が多いそうですが、大規模校ならではの特色はありますか?

校長先生:体育祭や合唱コンクールにしてもスケールが大きいということですね。個の力がひとつになり、同じ方向に突き進んでいくときの力強さと壮大さは、言葉にならないくらいの感動を覚えます。生徒数が多いということは、仲間ができやすいと同時にライバルと切磋琢磨する環境があるということですから。

体育大会 3年生集団演技 扇の舞(提供:横浜市立大綱中学校)
体育大会 3年生集団演技 扇の舞(提供:横浜市立大綱中学校)

部活動にしても、100名近い部員数を抱えている部もあるくらいです。仲間とともに、競いながら成長できる環境が本校にはあります。また、職員数は生徒数に比例しますから、必然的に他校よりも多くなります。部の創設を含め、生徒の要望に応えやすい環境と言えるでしょう。

文武両道を実践してきた先輩たちの想いをつなぎ実践する

「横浜市立大綱中学校」
「横浜市立大綱中学校」

――学力学習調査の結果によると、「横浜市立大綱中学校」は平均以上の高いレベルにあります。その要因については、どのようにお考えですか?

校長先生:家庭学習や読書習慣など、親御さんのしつけが行き届いていることがひとつ。また、各小学校で、学習に対する姿勢を指導してきたことも大きいと思います。それ以外の要素として、卒業生から寄せられる本校生徒への期待が大きいことも関係しているのかもしれません。文武両道を実践してきた先輩たちの想いが、生徒たちに伝わっているのかなと思います。

――部活動の参加率や活動状況についてはいかがでしょうか。

吹奏楽部 東関東大会(提供:横浜市立大綱中学校)
吹奏楽部 東関東大会(提供:横浜市立大綱中学校)

校長先生:部活動の参加率は約9割です。文化系も運動系も活発で、特に吹奏楽部は県大会で2年連続1位。さらに4年連続で東関東大会出場したという実績もあります。本校の吹奏楽部に入部することを楽しみにしている新1年生も多く、我々としてもさらなる活躍を期待しています。

また本校の校庭は、広くて試合に適していることもあり、頻繁に大会の会場に選ばれます。運動系の部員にとって、他校生徒の活躍を見ることは良い刺激になるのではないかと考えています。

自然と街が好きになる環境が整う、大倉山

朝読書の様子(提供:横浜市立大綱中学校)
朝読書の様子(提供:横浜市立大綱中学校)

――他校では見られない「横浜市立大綱中学校」ならではの取り組みはありますか?

校長先生:朝学活がはじまる前に、「朝読書」の時間を設けていることですね。どの本を選ぶかは生徒に任せていますが、どのような本を読んだかということは先生に報告しなくてはなりません。読書の習慣が身につくという意味では、とても効果のある取り組みではないかと思います。

「横浜市立大綱中学校」
「横浜市立大綱中学校」

――最後に、「横浜市立大綱中学校」周辺の魅力について聞かせてください。

校長先生:地域の祭りや、小学校の運動会に顔を出したときに感じることですが、本当に子どもが多いなと。このエリアに限っては、少子高齢化という言葉は関係ないような気がします。それと、定年を迎えても、ボランティア活動に勤しんでいる方が多いということも街の魅力かもしれませんね。地域に貢献したいという気持ちは、街が好きだから生まれるもの。そのような方に囲まれて育った子どもたちも、自然とこの街のことが好きになるのではないかなと思います。

横浜市立大綱中学校
横浜市立大綱中学校

横浜市立大綱中学校

所在地:神奈川県横浜市港北区大倉山3-40-1
電話番号:045-542-4422
URL:http://www.edu.city.yokohama.jp/sch/jhs/ohtsuna/
※2015(平成27)年2月実施の取材にもとづいた内容です。 記載している情報については、今後変わる場合がございます。