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バディスポーツ幼児園・長津田 園長 菊池剛さんインタビュー

バディスポーツ幼児園・長津田 園長 菊池剛さん

子どもたちがいろんな“経験”をできる場所を提供する
「バディスポーツ幼児園・長津田」

長津田みなみ野の大型ショッピングセンター近くにある「バディスポーツ幼児園長津田」は、スポーツを教育の中心に据え、心と身体を育てることを通じて、「ひとつひとつ壁を乗り越える力」を培うことを大切にする幼児園。横浜エリアでは都築園が既にあったが、2009(平成21)年にここ長津田園が開園し、付近のママ層から注目を集めている。

今回は都築と長津田、両方の園長を兼任する菊池剛さんに、園の魅力と活動内容、地域の魅力についてお話をうかがった。

まず、バディスポーツ幼児園の歴史とコンセプト、長津田園ができるまでの経緯をお教えいただけますか。

バディスポーツ幼稚園・長津田

「バディスポーツ幼児園」は最初、33年前に世田谷で生まれた幼児園でして、横浜では、2000(平成12)年9月に、都築に開園した園が最初になります。私自身は以前から世田谷の園に勤務していたんですが、その時にも港北エリアからわざわざ通われている方がいらっしゃったんです。それから「横浜エリアにこういう園が無いので、せひ開園してほしい」という話がありまして、都築園が開園しました。長津田園に関しては、都築でやっていましたところ、長津田にももうひとつ別の拠点があったほうが良いということで、2009(平成21)年4月に開園したものです。

とにかく子ども達の体力の低下が言われ続ける昨今、どんどん過剰に保護していく風潮がありまして、スポーツをはじめ、なかなか子どもたちがいろんなことを経験できる時間も環境も無くなってきているんですね。特にこの10年くらいはそのの傾向が顕著だと思います。

ですから私たちのやっていることは一種、時代の流れとは逆行しているのですが、子どもたちがいろんな“経験”をできる場所を提供しよう、その経験を通じて、心も体も強く、いろんな物事を「乗り越えていける力」を身につけてもらおう、ということなんですね。本当の意味での“自立”を目指しています。そして「自立に必要なものは何か」と考えた時に、楽しいことも、苦しいことも、嬉しいことも、すべて含めた「実体験」というものが絶対に必要になってくるということです。

「自立」の育成の中で、スポーツに注力されたのはなぜでしょうか?

バディスポーツ幼稚園・長津田

とにかくスポーツというのは「分かりやすい」ですよね、勝ち負けがあって、上手下手がはっきりしているんです。昨今は「下手」であるとか、「負ける」ということをぼやかす傾向があります。出来てないことを「上手」と褒めてしまうのも、そうですよね。

 

でも私たちは、そうじゃないと思うんです。上手に出来たらしっかり褒めるし、上手に出来なかったとしたら、チャレンジしたことに対して「良く挑戦した」というところを褒めるんです。「何でも褒める」のではなく、「ありのままを褒める」ようにすればいいんです。それを子どもたちが体験的に感じて、喜びや達成感を通して「またやってみよう!」と思えるように、スポーツを主軸にした教育を行っています。

スポーツは試合になったら自分で考えて、瞬時に判断しないといけないわけですね。跳び箱を跳ぶ時にも、どうやって走ろうか、どのタイミングで踏み切ろうか、自分で考えて決断しているんです。そういう事を繰り返しやっていると、何かあったときに、「よし、こうしよう」っていうチャレンジ精神が身についていくんです。これはお絵かきでも、歌でも、何でもいいんですけれど、スポーツはこれが分かりやすいんです。「やってみよう」から「できた!」という流れが見えるんですね。絵なんかだと、見方がひとつじゃないですよね。でもスポーツでは見方が明確なんです。

体育館がドンと構える、独特の園風景ですね。

バディスポーツ幼稚園・長津田

はい。普通であれば園庭を広くとって、遊具を置いて、というところですが、実際には公園に行けば遊具もありますし、広場もありますから、「バディスポーツ幼児園」では体育館を造って、どんな時でも思いきり運動できるようにしています。これは大人の方がバスケットボールやフットサルなんかもできる大きさの体育館になっておりまして、実際にレンタルコートも行っているほど、本格的な仕様のものです。

プログラムの面で、他園との違いはどんな点でしょうか。

バディスポーツ幼稚園・長津田

スポーツを中心に行っていることはもちろんなのですが、年に数回、「サマーキャンプ」や「スキーキャンプ」など、泊まりを含んだ実習がありまして、これが全員参加という点でしょうか。年少の子どもから泊まりの実習があります。

時間に関しても、幼児園というよりは保育園に近い時間帯で預かり、延長保育も20時までありますので、そこも普通の幼児園と違うところです。イメージとしては幼児園と保育園とスポーツクラブが、一つになったような感じです。

これらもすべて、「乗り越える力」を養うためなんですね。平らな道をトコトコと歩いていると、何も無ければ楽に行けますけど、ちょっとデコボコがあればすぐに躓いちゃいます。でもずっとデコボコの道だったら、常にそれを乗り越えていくわけですから、「壁を壁とも思わない強さ」というものが身につくんですね。小学校に上がってみて、みんなが大変だと思うようなことも、「何が大変なの?」って思えるわけです。真っ平らなところに障害物を置いていくというのが、私たちの役割なんです。

ただ、これは決して「スパルタ」ではないんですよ。子どもたちが「やりたい」と思うように、いつの間にか夢中になっているようにするんです。ほら、ゲームも同じじゃないですか。クリアをして「やったー」と思って、だんだん難しくなって、ボスが出てきて、夢中になりますよね。これがスポーツであれば「級別テスト」だったりするわけです。先ほど敢えて「障害物」と言いましたけれども、子どもたちはこれを障害物とは思っていないんですよ。

夕方のクラブや夜のレンタルコートなど、経営の取り組みもユニークですね。

バディスポーツ幼稚園・長津田

ここは15時までは幼児園なんですが、15時から16時の間は幼児のスポーツクラブ、16時から19時までは小学生のスポーツクラブ、19時以降は社会人のためのレンタルコートという風に、いろんな世代の方にご利用いただいています。ですから、幼児園を母体としていますが、卒業してからもクラブに来られますし、地域の方も気軽に利用できるわけです。

私たちは株式会社組織ですので、いろいろな税制の優遇を受けられないわけですね。学校法人はいろいろな免除があるんですが、株式会社ですとその分も利潤を上げなければいけません。だから幼児園を維持するために、スポーツクラブやレンタルコートなども行って、収益を確保しているんです。そういった経済的なことも、本来はちゃんと子供たちにも伝えていかないといけないんです。「稼ぐには工夫をしないといけない」ということを、幼児園の経営からも見られるようにしているんです。

課外活動について、もっと詳しく教えていただけますか?

バディスポーツ幼稚園・長津田

恒例の活動としては、まず、春には年長の子が越後湯沢に行って田植えを体験しますし、年長・年中の子は「キッザニア東京」での職業体験遠足があります。年少・年少少の子は冬に職業体験をやっています。

6月になると、年中の子が嬬恋公園に行ってキャベツの苗を植えて、このキャベツは、9月に収穫されて送られてくるんです。田植えに行った子どもたちについては、秋にまた1泊2日で稲刈りをしまして、この時には魚のつかみ取りをして、捌(さば)いて、塩焼きにして食べるんですね。 稲刈りでは鎌の使い方も教えますし、魚を捌けば血も出ますから、「かわいそう」と言う子どももいるんですが、「お魚を食べるのはこういうことなんだよ」と教えています。
7月になりますと、「サマーキャンプ」が大きな実習としてあります。これは年中・年長の子が行くんですけれども、年中の子は山中湖の1周ハイキングで、14キロぐらいを1日かけて歩きます。年長の子は富士山にのだいたい7合目まで、2時間半から3時間ぐらいかけて登って、下りてきます。一見きついようですが、普段から運動していれば、何てことなく全員いけるんですよ。
秋になりますと、今度は年少の子どもが嬬恋高原に2泊3日で行きます。これはもう、「お母さんお父さんと離れて3日過ごす」というのが主目的のキャンプですね。

バディスポーツ幼稚園・長津田

12月には年少の子が2泊3日で、1月には年中・年長の子が3泊4日で、それぞれ「スキーキャンプ」をします。2月にも3泊4日のスキーキャンプがありますが、こちらは自由参加になっています。どれも新潟県ですね。そのあと、3月にはアルペンスキーの大会があります。スキーはけっこう本格的なんですよ。

あとは、芋ほり、節分会など季節のイベントもありますし、「徒歩遠足」なども面白いですね。硬貨で130円を持ってきてもらって、それを使って切符を買って出かけるんですね。Suicaしか使ったことの無い子も多いですから、これも貴重な体験になるみたいです。
「クリスマス会」は大きなイベントのひとつですが、ここでは合唱と合奏をやりながら、ミュージカル仕立てにしています。幼児園の中でもやろうと思えばできるんですが、「せっかくだから大きい舞台に立つ経験をさせたい」という思いがありまして、ホールで行っています。このミュージカルもスポーツと同じくらいしっかりと練習をして、けっこうキッチリとやりますよ。終わったあとにはご褒美のお菓子パーティーなどもしています。

こんな風に、年間を通じて本当にいろんな経験ができるようなプログラムになっています。

先生方は体育の専門の方が多いのでしょうか。

バディスポーツ幼稚園・長津田

女性の先生は、教諭か保育士ですね。子どもの教育・指導の資格をもった方が来ています。男の先生は何らかの体育の指導に関わっている人を採用しています。体育の教員免許としては中・高校免許しか無いですから、幼児の体育教育に関わってきた人や、いろいろな種目別のスポーツの指導者の経験者ですね。

 

ですから救急法などもしっかり身につけていて、万が一の状況にも対応できますし、熱中症なども無いように、身体の状況を見ながら、無理の無いよう運動をしていきますので、安心してお預けいただければと思います。体育館も冷暖房を完備しているので、熱中症対策は万全になっています。

子どもたちはどの範囲から通っているのでしょうか。

バディスポーツ幼稚園・長津田

バディ全体に言えるんですけど、非常にお子さんが通う範囲が広いですね。もちろん長津田やみなみ台周辺が多いのですが、それだけではなく、町田市や旭区などから通う子もいます。バス通園は1時間で回れるエリアが送迎範囲になるので、遠くても市ヶ尾か青葉台あたりまでですね。車で送迎をしているご家庭もあります。

入園するにはどうすれば良いですか?

バディスポーツ幼稚園・長津田

私立の幼児園ですので、特に何月入園ということではなく、随時受け付けていますので、定員に余裕があればいつからでも通っていただけます。ただ、うちはスポーツの英才教育ではないので、「結果として出来るようになることが多いけれども、過度な期待は禁物です」ということでお考えください。

 

両親ともフルタイムで働いているご家庭であっても、延長保育が最大20時までありますので、その間に送迎ができるということであれば、働いているか否かに関わらず受け入れをしています。

最後に、長津田みなみ台地域の魅力を教えてください。

バディスポーツ幼稚園・長津田

私は都築区に住んでいますが、長津田に関しては、子どもが沢山いるエリアですので、子どもに関する情報や、集まったりする場所に困ることはないですね。子どもを取り巻く環境として、「情報」「モノ」がよく揃っているエリアだと思います。あとは、自然がたくさん残された環境ですので、その点も魅力だと思います。今は再開発も進んでいるので、これからますます、期待感の持てる地域なのではないでしょうか。

バディスポーツ幼稚園・長津田

今回、話を聞いた人

バディスポーツ幼児園・長津田 園長 菊池剛さん

所在地:神奈川県横浜市緑区長津田みなみ台4-3-1
電話番号:045-507-1288
http://www.y-buddy.jp/