「くすり湯」として親しまれる温泉郷

七沢温泉

「東丹沢七沢温泉郷」
「東丹沢七沢温泉郷」

大山の東稜に位置する「七沢温泉」。玉川沿いにあるので、またの名を玉川の湯ともいう。山裾の斜面には閑静なたたずまいをみせる旅館が建ち並び、ひなびた情緒をかもし出す。源泉の温度はぬるめなので、ゆっくりとくつろぐことができる。

「東丹沢七沢温泉郷」
「東丹沢七沢温泉郷」

宝永年間(1704~1710)に、傷ついた蛇が身を癒しているところから発見されたという七沢温泉。当時から、「体の芯まで温まり湯冷めしない」「肌触りがなめらかで湯上り感が良い」、「肉体労働の骨休めや体作りに適している」という評判が広まり、「くすり湯」として多くの湯治客で賑わっていた。現在では胃腸病・神経痛・関節痛・婦人病などに効く鉱泉として医療面での評価を得ている。

「七沢荘」
「七沢荘」

「東丹沢七沢温泉郷」には複数の旅館があり、宿泊はもちろん、立ち寄り湯も可能となっている。「七沢荘」は癒しの湯や波動の湯など複数の天然温泉露天風呂が魅力。ペットも泊まれるコテージも用意され、家族そろって楽しめる。温泉前のウッドデッキに併設された足湯は、夏季期間中は井戸水を利用したものに変わり、中には皮膚の古い角質を食べる「ドクターフィッシュ」が泳いでいる。その他にもパワースポットツアーなど独自のサービスを行っている。

「元湯玉川館」
「元湯玉川館」

「元湯玉川館」は古民家を移築した情緒満点の旅館。施設内にはコーヒーやワインでのんびりと休憩ができる「cafe&bar こもれび」や、別邸のお食事処「草庵」などがあり、静かな自然の中で過ごしたい人にはオススメだ。景観の良さからドラマのロケ地にもしばしば利用されている。

「盛楽苑」
「盛楽苑」

「盛楽苑」は青空を眺めながらゆったりできる静かな露天風呂が魅力。季節の素材を使った山海料理を堪能できる。その他にも、大正時代に建てられた、古き日本の風情が味わえる「中屋旅館」や、小林多喜二が小説「オルグ」の執筆で滞在した部屋が現存している老舗旅館「福元館」、丹沢の大自然をリーズナブルに楽しめる「旅館福松」がある。これだけの温泉郷が生活圏内にあると、日々の生活にも潤いが出るはずだ。

七沢温泉
所在地:神奈川県厚木市七沢751-1
http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/kanko..

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