鵠沼を知る

湘南リゾートを満喫できる邸宅街、藤沢市鵠沼松が岡

藤沢市鵠沼松が岡エリアは小田急江ノ島線「鵠沼海岸」駅の北に広がる。地名に使われている「鵠」という字は「くぐい」と読み、白鳥を表すという。鎌倉時代まで、このエリア周辺には広大な干潟が形成されており、多くの水鳥が飛来していたことから、「白鳥の飛来する沼」という意味で鵠沼と名付けられたそうだ。昭和初期までにこれらの干潟はほとんど埋め立てられたものの、エリア北側には「蓮池」が今も残り、当時の面影を感じることができる。

◆海岸のリゾート地として発展、文人宿「東屋」も誕生

文人が集まった旅館「東屋」跡の石碑
文人が集まった旅館「東屋」跡の石碑

1886(明治19)年に「鵠沼海岸海水浴場」が開設されると、海水浴客のために旅館「鵠沼館」が開業した。1889(明治22)年には今の鵠沼松が岡周辺で「鵠沼海岸別荘地」の開発が行われた。同時に鵠沼海岸の整備も進められ、周辺はリゾート地として発展を遂げることになる。明治時代後期になるとエリア周辺は財界人の別荘地や保養地として人気を集め、現在の邸宅街のルーツとなった。

鵠沼松が岡エリア周辺は文学の薫りも漂う。1892(明治25)年、現在の藤沢市鵠沼海岸に旅館「東屋」が開業。この旅館「東屋」では志賀直哉と武者小路実篤が滞在して『白樺』発刊の相談を行い、のちの白樺派誕生のきっかけになるなど、やがて「文士宿」として知られるようになる。その後も、芥川龍之介が滞在し『追憶』を発表したほか、川端康成が少女小説『花のワルツ』を執筆するなど、著名な文人が利用していた。現在も「東屋」の跡地に建つ石碑に名残を感じることができる。

◆東京都心や横浜市中心部へ快適アクセス

鵠沼松が岡エリアは暮らしの場として気になる交通アクセスの利便性も恵まれている。「鵠沼海岸」駅から小田急江ノ島線に乗れば2駅で「藤沢」駅に到着。「藤沢」駅でJR東海道線や湘南新宿ラインに乗り換えれば、「東京」駅、「新宿」駅、「渋谷」駅など東京都心方面、「横浜」駅など横浜市中心部へのアクセスもよい。「新宿」駅には、そのまま小田急江ノ島線を利用してもアクセス可能だ。

エリアの東側を通る国道467号を北へ向かえば国道1号藤沢バイパス、南へ走れば国道134号に交わり、自動車の利用もしやすい。相模湾沿いのレジャースポットや横浜市中心部、箱根方面に向かうドライブも気軽に楽しめるだろう。

◆商店街からスーパーマーケットまで近隣にショッピング施設が充実

おしゃれな店も多い「鵠沼海岸商店街」
おしゃれな店も多い「鵠沼海岸商店街」

鵠沼松が岡エリアは買い物の利便性も高い。「鵠沼海岸」駅の南側には「鵠沼海岸商店街」が広がる。この商店街には昔ながらの青果店やとうふ店などの日常の買い物に利用できる店のほか、かき氷屋「埜庵」をはじめ「マフィンラボ 鵠沼海岸店」、「カブトスカフェ」などおしゃれな店もあり、若い人にも人気のスポットとなっている。

エリア付近には「そうてつローゼン 鵠沼店」や「FUJI 鵠沼店」などスーパーマーケットも充実。「藤沢」駅南口周辺に集まる「イトーヨーカドー 藤沢店」や「小田急百貨店 藤沢店」、「藤沢オーパ」などの大型ショッピング施設や、辻堂方面の「湘南モールフィル」や「湘南T-SITE」なども日常圏内にあり、多彩な買い物ニーズを満たしてくれそうだ。

◆マリンレジャーに湘南観光が日常圏内で楽しめる

江の島を望む「片瀬西浜・鵠沼海水浴場」
江の島を望む「片瀬西浜・鵠沼海水浴場」

鵠沼松が岡エリアは湘南の魅力を満喫できることも魅力だ。とくに「神奈川県立湘南海岸公園」や「辻堂海浜公園」など海沿いには公園が多数。「片瀬西浜・鵠沼海水浴場」は一年を通してサーフィン、ボディーボードやウインドサーフィンなどマリンスポーツを楽しむ人々で賑わう。湘南観光の中心地ともいえる「江の島」、「新江ノ島水族館」も日常圏内だ。海岸沿いでは「ふじさわ江の島花火大会」や「江ノフェス」などイベントも多く、身近で参加できることもうれしい。

野球場やプールがある「鵠沼運動公園(八部公園)」
野球場やプールがある「鵠沼運動公園(八部公園)」

スポーツ施設が充実する「鵠沼運動公園(八部公園)」や「引地川緑道」など緑に親しめるスポットも近隣に揃うほか、歴史散策が楽しめる「鎌倉」も気軽に出かけられる距離にあり、休日の楽しみは尽きない。

別荘地として発展した風格が漂い、マリンレジャーも身近に楽しめる藤沢市鵠沼松が岡エリア。ほかの街にはない暮らしを実現できる街として、根強い人気を誇る。