音楽の基礎理論、「ソルフェージュ」を学ぶ

桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室 横浜教室

幼稚科授業風景
幼稚科授業風景

横浜・桜木町の駅から徒歩5分ほど、運河を1本渡った先の静かなオフィス街にある「桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室 横浜教室」。首都圏だけではなく、全国約30ヵ所に教室がある「子供のための音楽教室」の横浜教室だ。戦後間もない1948(昭和23)年に子ども向けの音楽教室が始まり、そこから「より高度な音楽教育をしてあげたい」という指導者や保護者の思いが集まって、高等学校音楽科や短大、四年制大学へと、徐々にその規模を拡大していった。指揮者の小澤征爾氏やピアニストの中村紘子氏なども、この桐朋学園音楽部門の出身である。

「ソルフェージュ」の教材
「ソルフェージュ」の教材

「子供のための音楽教室」が伝統的に重視しているのは「ソルフェージュ」と呼ばれている、音楽の基礎教育の部分。「読譜」「聴音」などの基礎を徹底的に学ぶことで、ピアノや弦楽器の楽器演奏だけでなく、歌でも、作曲でも、指揮でも、将来の可能性が無限に広がるという点が、この教室の最大の特徴だ。

イベント授業風景
イベント授業風景

子どもたちは、幼稚園児ぐらいで入る子が多いが、小学生、中学生、高校生の子どもも受け入れている。週に1回、年齢に応じて時間は異なるが、数人単位の小さなグループに分かれて「ソルフェージュ」を学ぶ。ここで実技のレッスンは行わない。ピアノ、弦など、それぞれ専門分野の先生が在籍しているので、それは別日に、自宅など別の場所で教えてもらうというシステムだ。専属講師以外の“先生”を持ち、ここで「ソルフェージュ」だけを学ぶことも可能である。

60周年演奏会
60周年演奏会

横浜教室に通う子どもは100名以上。全国的に見てもかなり大所帯で、年3回の発表会や演奏会も盛大に行われる。教室生全員に参加資格がある発表会、オーディション合格者による演奏会、主に小学生が参加する合唱のステージ、教室のOB・OGである桐朋の学生と一緒に演奏するアンサンブルなど、多彩なプログラムが組まれ、毎年多くの観客が集まる。これらの大舞台に立つことが、子どもたちの一番の目標となっている。

教室のホワイトボード
教室のホワイトボード

将来どんな道に進んだとしても、音に反応し、音の表情を読み取るという能力は失われず、豊かな人生につながっていく。音楽にあふれたこの世の中を情操豊かに生きるための「言語のひとつ」として、「ソルフェージュ」に触れてみてはいかがだろう。まったく音楽経験のない保護者や子どもたちも歓迎してくれるそうなので、まずは気軽に、見学や体験に訪れてみてほしい。

桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室 横浜教室
所在地:神奈川県横浜市中区相生町6-109 志村ビル5F
電話番号:045-651-7288
http://tohomusic-child.jp/class/kamakura..

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